2020年5月の記事一覧

第2回職員研修

日時  令和2年5月19日(火)15:50~

演題  「摂食嚥下の基本ー食形態と介助方法ー」

講師  鴨島病院 言語聴覚士 三谷 勝  先生



摂食嚥下障がいの基礎知識について学んだ後、嚥下障がいを体験しました。


小さなチョコを口を閉じず、舌を動かさず飲み込む体験をしました。


摂食嚥下に関するクイズにも挑戦しました。

研修の後半は「口の発達と食形態」の内容で、
誤嚥、食形態の工夫、とろみ剤について学びました。
口の発達段階を観察することが大切で、食形態を決定する目安になることを知りました。


何味かをわからないようにした4種類の栄養サポート食品を食べ比べました。
すべての味を当てることのできた教員は数名のみでした。

視覚的情報や聴覚的情報をしっかりと伝えつつ、
食事介助を行う重要性について学ぶことができました。

「ひざは90度に曲げる」「足は床や台にしっかりつける」
「机の高さはひじに合わせる」「頸部は前屈させる」など
食事介助のポイントについて教えていただきました。

子どもたちに合った食事介助を行うことが
子どもたちにとって楽しくおいしい給食の時間につながることを
再度、認識することができました。