「主権者教育出前講座」と「主権者教育だよりvol.33」

 昨年度の2月の学習参観日では,中・高等部で毎年実施している「主権者教育出前講座」を実施しました。前年度も講師をお願いした吉野川市選挙管理委員会職員の皆様以外に,「総務省 主権者教育アドバイザー」である,東京都狛江市の平林浩一副市長様,狛江市手をつなぐ親の会会長の森井道子様のお二人にも,講師として来校いただきました。

 本校のふれあいホールに模擬投票所を設置し,生徒が模擬投票に取り組む以外にも,保護者の方に投票所受付係の体験をしていただいたり,平林副市長様にミニ講演「やさしい選挙のお話」をしていただいたりしました。また,平林様には,投票所における受付から投票するまでの動きを説明していただいたり,誰にどのような支援を求めてよいのか,その他持ち込み可能な資料について等,具体的なアドバイスをしていただいたりしたことで,教職員や保護者の方にもたいへん参考となりました。
 何よりこれから選挙権を行使する生徒自身が自信を持ち,笑顔で投票していたことが印象的でした。後日,4月に選挙権を行使した生徒の保護者から,「子どもと投票所に行き,迷わずに投票できました」との感想がありました。
 最後に,森井様から講評をいただきました。その中で「選挙権はその人のものであり,お子様の選択した結果を尊重してください。」とのことばが心に残りました。
 当日の記事を再掲します。 → 令和元年度 主権者教育出前講座.pdf

 なお,講師の森井様が,本校での主権者教育の取組を,総務省発行「主権者教育だより vol.33」で,紹介されていました。この度,総務省自治行政局選挙部管理課選挙啓発係様及び森井様よりホームページ掲載の許可を頂きましたので,ご覧ください。
  → 主権者教育だより vol.33.pdf