令和3年度夏季公開研修会を開催しました

 

○日時 令和3年8月24日(火)13時~16時30分

○演題 『一人一人の表現を大切にする授業実践へ

      ~児童生徒の意欲を高め能力を発揮できる造形活動の授業作り』

○講師 広島大学人間社会科学研究科 准教授 池田 吏志 先生

 

 

今年度は、広島大学の池田吏志准教授を講師として招聘し、

重度・重複障がい児の造形活動についての公開研修を開催しました。

 

コロナ禍ということで、リモートで本校と池田先生の勤務校、

他校の参加者の勤務校を繋いでの実施となりました。

校内でも3密を避けて、3つの部屋に分れて実施しました。

 

  

 

最初に池田先生より実態把握について説明があり、その後、実際に担当する児童生徒を想定して「クラス内実態把握表」や「個別実態把握表」を作成しました。

 

それから、教材・教具作りについての説明を受け、実際に版画の教具作りに取り組みました。

児童生徒の興味関心や得意な動き等を思い浮かべながら、様々な素材を組み合わせて、工夫を凝らした版画教具を作っていました。

 

  

 

最後にグループごとに作成した版画用具を披露し合ったり、ふりかえりシートにまとめたりしました。

 

今回はワークショップ形式の研修会をリモートで行うという初めての試みでしたが、

参加者からは「池田先生のお話や資料が分かりやすく、参考になった」、

「実態把握の大切さを改めて感じた」、「制作実習が楽しかった」、

「池田先生から直接アドバイスをいただきたかった」等、様々なご意見をいただきました。

 

今回学んだことを2学期の授業で活用し、

子ども達が持っている力を発揮して造形活動に取り組んでもらえたと思います。