第3回職員研修

日時  令和3年6月29日(火)

演題  「手の機能と関わりについて」

講師  鴨島病院 作業療法士 江本純造 先生

 

 

コロナ感染症対策で3密を避けるために、

ふれあいホール、小学部プレイルーム、高等部プレイルームに分かれて研修を実施しました。

 

はじめに、人が成長していくプロセスの中で現れるいくつかの原始反射について学びました。

モロー反射、把握反射、緊張性迷路反射などのそれぞれの原始反射で見られる具体的な反応と

原始反射を統合するための支援方法の説明を聞きました。

この写真は、足の裏に刺激が入ると足の指が曲がる足底把握反射の説明を聞いている様子です。

 

 

次に、肩甲骨、肘、手首、手指に関するストレッチについて、実演を交えながら

ストレッチのやり方やストレッチする際の留意点を学びました。

 

あわせて、セルフストレッチについても学びました。

 

最後に、手の活動において、ものの持ち方に関与する「支える力」と動作の滑らかさに関与する「出力を持続する力」を高めるための活動等の紹介がありました。

 

今回学んだことを活かして、子どもたちが日常生活や学習活動において

十分に力が発揮できるように支援していきたいと思います。