校長室

鴨島支援学校魅力化プロジェクト2

 本日,午前中にふれあいホールで,各学部から選出された「鴨島支援学校魅力化プロジェクト」の6つの企画についての校内選考会を行いました。
 各自,様々な方法で本校の魅力をアピールするプレゼンテーションを行い,全職員の投票の結果,中・高等部からの提案が見事1位となりました。
 内容は、「魅力あるHPと学校応援イメージソング等で学校を活性化!」です。
 具体的な内容は、「プロジェクトチーム」がこれから話し合って進めていきますが、まずは学校HPを時々チェックしてみてください。
 新しい取組が随時掲載される予定です(^0^)

鴨島支援学校魅力化プロジェクト1

 新型コロナウイルス感染症のために、新学期から臨時休業となって3日目です。
 教職員は、各々自分の校務であったり、個別の教育支援計画の作成に取り組んだりしています。
 そこで、4月13日(月)から4月24日(金)までの約2週間、自己研修や教材開発等に加えて、校長からも課題を出しました。

 それは、「鴨島支援学校魅力化プロジェクト」への企画書作成です。
 本校は、吉野川市鴨島町の国道から南に約1㎞入った(上った)自然豊かな場所で、徳島病院に隣接する形で建っていますが、道路からは見えにくく、地元の人でも学校の存在を知らない人がいるくらい知名度は低いようです。近年は児童生徒数も減少傾向にあり、教育活動に支障が出ないように工夫しています。
 そこで、本校を魅力ある学校として地域のみならず広く発信していくためにプロジェクトを立ち上げることにしました。その企画を全員の職員に考えてもらい、投票等で選ばれた企画を元に、今年度新規に取り組んでいこうというものです。
 5月1日に、各学部等から選ばれた企画書のプレゼンと投票を行う予定です。

 さて、どんな企画が生まれるか、ドキドキワクワクです。o(^-^)o

就任のごあいさつ

   ごあいさつ


    皆さんこんにちは。4月より校長として赴任してまいりました、
森本 真由美(もりもと まゆみ)です。本校に赴任するのはこれで3度目です。
 1度目は、昭和61年4月から新任として8年間(うち育休2年間)、2度目は平成29年4月から教頭として2年間勤務いたしました。そして今回、令和2年4月から校長として帰ってきました。
 昭和、平成、令和と3つの時代にわたって鴨島支援学校で勤務することができて、大変嬉しく、そしてまた、何かのご縁があるのだと感じています。頂いたご縁を大切にして、自分自身が本校のために何ができるのか、自問自答しながら誠心誠意取り組んでまいりたいと考えています。

 本校は、昭和32年10月に国立徳島療養所内に設置された院内学級(結核学級)が、その後進行性筋ジストロフィー児の学級となり、その子どもたちのために隣接する現在の場所に昭和49年4月「徳島県立鴨島養護学校」として開設されました。
 当初は全員が入院しており、病院から学校への通路を渡って通学していました。
平成19年度から肢体不自由児も受け入れるようになり、家庭からの通学生も増えてきました。現在は、病弱と肢体不自由児の特別支援学校となり、新任時代の学校とは様変わりしています。
 その中で、以前にも増して、自立と社会参加をめざした教育が求められています。

 そこで、本年度の重点目標を、次の4点に絞って取り組んでいきたいと考えています。

 ①児童生徒一人一人を大切にし、その個性や能力に応じて自己実現をめざす教育を
  推進する。
 ②安心安全な学校づくりを推進する。
 ③教員の専門性の向上を図り、授業力と指導力を高める。
 ④保護者や地域、関係機関と連携や協働を図り、開かれた学校づくりを推進する。

 年月は過ぎて、病院の建物も新しくなり、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しました。しかしながら、変わらないものがありました。
 それは、学校や病院の南側に連なる山「樋山地(ひやまじ)」です。
学校が設立された46年前から、四季折々にその姿を彩りながら静かに見守ってくれています。

                                                   <令和2年4月 病院からの眺め>
 
    「不易流行」変わっていくものと変わらないもの。
どちらも大切にしながら今やるべきことは何か、学校のこれからを一緒に考えていきたいと思いますので、保護者や地域の皆様、関係機関の皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。