校長室
中学部・高等部の地域交流活動(遠隔交流その1)
本校の中学部と高等部では、今年度より総合的な探求(学習)の時間を使って、地域交流活動に取り組んでいます。地域(吉野川市)の交流拠点となる施設等に、生徒が授業で制作した作品(廃材等を利用したエシカルな作品)を置いてもらい直接配布することで、地域の方々と情報交換を行ったり交流をしたりする機会が増えて、それが、卒業後の社会生活に必要な社会性やコミュニケーション能力の向上に繋がっていけばいいなと考えています。
同時に、学校へ登校できない生徒とも、遠隔授業システム(テレビ会議システム)を利用して、学校・家庭・病棟・地域をオンラインで同時中継することにより、双方向性で情報共有するということにチャレンジしていきます。
そこで、まず最初に、吉野川市の要である市役所に作品を置いてもらえないか、生徒会役員の2人が直接交渉に行くことになりました。
6月23日(火)の午前中に、吉野川市役所と学校、香川県に帰省している生徒の自宅の3カ所をオンライン中継し,遠隔交流を行いました。市役所にお伺いした2人は、3階の市長室に通されて、原井市長さんに直接お会いすることができました。待っている間は、とても緊張していましたが、市長さんが気さくに話しかけてくださったおかげで、自己紹介をした後、趣旨を説明したり作品の設置を依頼したりすることができました。また、持参した2種類の作品を見せて説明したり、学校で制作している様子をリアルタイムで見ていただいたりもしました。
原井市長さんからは、作品設置を快諾していただくとともに、励ましのお言葉もかけてくださいました。
2人にとっては、大変緊張したものの、直接依頼することができて、大変良い経験になりました。今後は、7月下旬頃から市役所1階の南玄関を入って右壁際の配布場所に作品を置かせていただきますので、もし見かけた方がいましたら、お手に取ってみてください。そして、可能ならアンケートにご協力いただけましたら、今後の参考になると思いますので、どうかよろしくお願いします(o_ _)o
小学部で大騒ぎ?
梅雨の晴れ間のある日、2階の校長室で仕事をしていたら、下で大きな叫び声が聞こえてきたため、慌ててベランダへ!!
すると、1階の小学部の中庭で児童と教員が大騒ぎ。何事かと見ていたら、どうやら花壇に花苗を植えようとしていた時に大きめのカエルが出没したようで、教員が風呂桶に確保して一件落着。
そのまま上から眺めていたら、車いすチームは手作り補助具を使って、輪っかを引っ張れば台の上に置いたポット苗がストンと花壇に掘った穴に落ちるという、素晴らしい瞬間に遭遇できました。
また、兄弟チームは理科の授業で習ったとおりに、ポット苗から丁寧に苗を取り出した後、からまった根を解きほぐして、花壇全体の配置を考えながら手分けして植えていて、その慣れた手つきに感心しました。
最後は水やりをして任務終了。
これから、毎日水やりや手入れをしていけば、素敵な花壇になることでしょう。
小・中・高と、それぞれに野菜と花が混在する花壇ですが、野菜の収穫もしつつ、季節の花も楽しめる一石二鳥の花壇になりそうです(*^o^*)
学校魅力化プロジェクト~番外編~
5月1日に学校魅力化プロジェクトの校内選考をして、中・高等部からの「魅力あるHPと学校応援イメージソング等で学校を活性化!」が選ばれたことをお伝えしていましたが、講評の中で、学校全体としての取組でなくても、各学部や学級(HR)、授業等で実行可能なことはどんどん進めてくださいと言いました。
実は提案者の私も2案(①学校花回廊作戦、②学校応援し隊)応募しており、残念ながら事務室・管理職間の1次選考で落選しました(;ω;)が、他の企画同様、密かに進めています。
学校としての取組の方は、プロジェクトチームによると、6月中には学校のテーマソングが完成する予定だそうです。完成した暁には、どこかで発表する機会を設けようと思っています。(本当なら、「かもたん」と「かも先生」の着ぐるみを6月13日の運動会で披露する予定でした。。。)
私が企画したうちの一つ「学校花回廊作戦」は、簡単に言うと学校全体に四季折々の花や花木を植えて、花々で季節を感じられるようにすることです。他の学校でも花一杯運動等で取り組まれていると思いますが、自然に囲まれた本校なので木々は周囲にたくさんあります。そこに様々な色が加わると、一層映えて情操教育の一環として、または来校者へのおもてなしとして、そして教職員の心のやすらぎになるかなと思いました。
今日は、お天気も良かったので、校内の花々を撮影しました。苗を植え替えたばかりで分かりにくいかもしれませんが、これから来校される方々の目を楽しませてくれるかなと期待しています(*^o^*)
学校の門扉を開けると下に向かって急な階段があり、正面玄関に続いています(児童生徒はスロープを利用)。その階段の両端にプランターを置いています。先日、吉野川高校から購入した花苗を植え替えました。
玄関入ってすぐに事務室があります。受付の横の花瓶には、季節の花を突っ込み流で飾っています(^-^;
小学部の花壇やプランターには、子どもたちと一緒に種から植えたパンジーの花が色とりどりに咲き誇っています。見頃も終えて、あともう少し楽しめるかな。。。
中学部の外庭には、野菜の苗と花苗が混在しています。
手入れがいいのか、いつもこんもりと花畑になっています。今年はスイカの苗も育っています。
はてさて、誰が食べられるのかな~?
高等部の花壇にも、ひそやかに花苗が植えられていました。
隣の花壇では、きゅうりがスクスクと育ち、支柱を超えたツルが横に成長しています。一番なりが収穫できるのもあと少し。
最後は、ふれあいホールの南側の花壇です。何年も放置されていて花より草に覆われていました。そこへ、校長の自宅でコツコツと挿し木で増やした数十本の紫陽花の苗を、技師さんがきれいに植えてくれました。なので、経費は0円です。一年目から、小さな花をつけてくれています。
夏季休業期間の短縮
4月から本校は25日間の臨時休校となりました。その間,保護者の皆様には,お子様の健康観察や家庭学習の支援,あるいは昼食の準備等にいたるまで,多大なるご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
6月からやっと通常の授業が始まりましたが,25日間の授業ができていないことから,「学びの保障」として夏季休業期間を13日短縮して平常授業を行います。また,6月より昼休みの時間を利用して「学校における新しい生活様式」の学習や補充授業を行うことで,授業日数を確保したいと考えています。
ただ,病棟生の子どもたちは3月から面会禁止となり,新学期になっても病棟へは入れず,新着任のあいさつすらできていません。6月からやっと保護者の方のみ1週間に1度30分間の面会ができるようになったと聞きました。
早く会いたいと切に願っています<(_ _)>
本格的な学校再開
今日から終日授業となり,給食も再開しました(*^o^*)
しかしながら,3月から約3か月も臨時休校が続きましたから,元のペースに戻るのには時間がかかると思います。
子どもたちは,学校再開を心待ちにしてくれていたようで,毎朝元気な笑顔を見せてくれますが,帰る時には少し疲れた表情も。。。
無理をせず,ゆっくりゆっくり,自分のペースに戻していきましょうね(^_-)-☆