校長室

校内ボッチャ大会開催される!

 7月29日(水)。今日は、運動会に代わる「校内ボッチャ大会」が、3校時から6校時にかけて行われました。
 事前に組み合わせ抽選会と競技説明をしていたため、校内放送による生徒会長のあいさつの後、すぐに小学部ホール、高等部ホール、ふれあいホールの3会場に分かれて予選リーグを始めました。

 我々「どんまいナイン」は、強敵「小3組軍団」のいるAリーグでした。もう1チームの「カモッコ三人組」は、県外に帰省している生徒もオンラインと「ランプス」を駆使して参加することができました。熱戦を繰り広げた結果、僅差で「どんまいナイン」がリーグ優勝してしまいました。。。年の功?

 そして、午後からの決勝リーグも、予選リーグでの順位別に分かれて、3会場で行いました。1位リーグは、他の2チームが病棟や訪問等の学級(HR)で児童生徒が直接参加できなかったため、大人ばかりのシニア対決となってしまいました(;゜ロ゜)
こうなるともう真剣勝負です。日頃の成果(あるいはまぐれ?)を発揮して、ファインプレーが続出し、大いに盛り上がりました。
 また、2位リーグや3位リーグでも、ルールに則り協力してプレーする姿や学部間を超えた交流等、普段の授業では見られない光景が目に映りました。狭い会場で待ち時間に苦慮することもあったようですが、それも社会性を身につける上で大切な経験だと思います。

 予定より早く終わり、ふれあいホールで三密に気をつけながら閉会式を行いました。ここでも司会進行や成績発表・表彰式を児童生徒会が運営しました。リーグ毎に1位から3位まで表彰しましたが、我が「どんまいナイン」は1位リーグで3位でした。生徒会長から、子どもに交じって教職員が表彰されるという機会は初めてだと思いますが、見ていて新鮮でした(*^o^*)

 「ボッチャ」は、ヨーロッパで生まれたスポーツで、パラリンピックの正式種目にもなっています。大人と子ども、男女の区別なく、誰もが楽しめ競えるスポーツです。今回のような大会をこれで終わらせず、本校のレガシー(受け継ぐべき遺産)として、今後も機会を見つけて続けていってもらいたいと思います。

 児童生徒会の皆さん、本当にお世話になりました。
 また、次回を楽しみにしています♡
    

    

   

全児童生徒教職員による校内ボッチャ大会開催予定

 今年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、1学期のほとんどの学校行事が中止となりました。6月に予定していた「運動会」や「かもめスイミングでのプール」も中止となり、残念だなぁと思っていたら、特別活動課が「校内ボッチャ大会」を計画してくれました!
 実は本校、昨年度から「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」におけるオリンピック・パラリンピック教育推進校の指定を受けているのです。ご存じのように、本来なら「東京オリンピック・パラリンピック」が今年の夏に日本で開催されるはずでした。そして、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ競技」も少しずつ知名度を上げてきていました。本校でも数年前から、高等部の体育の授業で少しずつ取り入れてきましたが、推進校の指定を受けたこともあり、昨年度からは全学部で取り組むようになりました。
 そんなこともあって、この度、全児童生徒・教職員によるボッチャ大会が、運動会の代替大会として開催されることになったのです。

 7月29日の3時間目~6時間目に、学級やHRを中心とした9チームによる、予選リーグと決勝リーグを行います。ちなみに管理職と事務室からも1チーム出場します。
 この競技は、「ランプス」という補助具を使用すれば、障がいの有無に関係なく誰でも参加できます。たぶん、我々より普段授業で経験している子どもたちの方が上手いと思います。ということで、先日昼休みを使って、管理職・事務室チームが小学部の児童にルールなどを教えてもらいながら練習をしました。1チーム3人で、作戦を立てながら交互に投球するのですが、初心者の私は思ったところに転がらず、悪戦苦闘しました(;゜ロ゜)
 その後も、中・高等部の体育の授業を見学に行って、みんなの腕前を観察しています。「ランプス」に自分の力でボールを置いて転がすと、方向性はバッチリです。思わず「うまい!」と何度も叫んでしまいました。
 ところで、我々のチーム名が決まりました。「どんまいナイン」です。チームは9名いますが、勝負にこだわらず、ミスをしてもお互いに「どんまい!」と笑顔で声を掛け合って楽しく参加するつもりです。。。
 と言いつつ、心の中では「やられたらやり返す、倍返しだ!」のドラマのセリフをつぶやきながら、密かに優勝を狙っています(^_^)
  

  

感動の花束♡

 7月のとある朝。玄関の事務室前に小学部の男子児童が来ていました。彼は毎朝、2階の玄関の新聞受けから新聞を取って、1階の談話ホールの新聞コーナーに置いてくれています。なので、今日もそのために来ているのだと思い、「おはよう!」と声をかけてトイレに向かっていたところ、背後から「校長せんせ~い」という声が。。。
 振り向くと、先ほどの男子児童が「これ。」と言って、手作りの可愛い花束を差し出したのでした!「わあ~♡ ありがとう!!」と言って受け取りました。実は、教頭先生がもらっていたのを知って、うらやましく思っていたのでした。
 よく見ると、薄色の2色の紙を花びらに見立てて折った花が2輪、その中央には真珠が輝いていました。レースと、赤と銀色の包み紙で包装し、ピンクのリボンとメッセージカードまで付いていました♡♡嬉しくて、嬉しくて、校長室に入ってすぐの机の上に飾っています。
 
 後から聞くと、産前休暇に入る担任の先生のために、兄弟がサプライズで自宅で作ろうと計画して、一緒に他の先生にも作ったということでした。途中、何度も失敗して、握ったまま寝てしまったこともあったとか。。。
 その話を聞くと、余計に感動しました。可愛い男子から花束をもらうなんて。いくつになってもお花をもらうと、とっても嬉しいものです(*^o^*)

小学部で大騒ぎ~その2~

 今年の梅雨は、梅雨らしいというか、7月に入ったあたりからずーっと雨続き。そろそろ晴れ間が見たいなーと思っていたら、今日は朝から薄曇り空で太陽の光が少し差してきました。
 2階の廊下からふと小学部の庭を見ると、大きなプールが準備されていました。太陽の熱で水が温まるには時間がかかりそうで、プールにはちょっと寒くないかなぁ。。と思っていたら、またまた下から賑やかな声が!
 
 ベランダに出てみると、プールの水を使ってウォーターガンで水鉄砲遊びの真っ最中でした。上下にラッシュガードをしっかり着込み、寒さ対策もバッチリです。中学部との渡り廊下の屋根の上に置いたペットボトルや庭に並べたペットボトルに向かって一斉放水。
 梅雨の憂さを晴らすような、楽しそうな笑い声や笑顔は、見ている者まで自然と笑顔にしてくれますね(*^o^*)
 


中学部・高等部の地域交流活動(遠隔交流その1)

 本校の中学部と高等部では、今年度より総合的な探求(学習)の時間を使って、地域交流活動に取り組んでいます。地域(吉野川市)の交流拠点となる施設等に、生徒が授業で制作した作品(廃材等を利用したエシカルな作品)を置いてもらい直接配布することで、地域の方々と情報交換を行ったり交流をしたりする機会が増えて、それが、卒業後の社会生活に必要な社会性やコミュニケーション能力の向上に繋がっていけばいいなと考えています。
 同時に、学校へ登校できない生徒とも、遠隔授業システム(テレビ会議システム)を利用して、学校・家庭・病棟・地域をオンラインで同時中継することにより、双方向性で情報共有するということにチャレンジしていきます。

 そこで、まず最初に、吉野川市の要である市役所に作品を置いてもらえないか、生徒会役員の2人が直接交渉に行くことになりました。
 6月23日(火)の午前中に、吉野川市役所と学校、香川県に帰省している生徒の自宅の3カ所をオンライン中継し,遠隔交流を行いました。市役所にお伺いした2人は、3階の市長室に通されて、原井市長さんに直接お会いすることができました。待っている間は、とても緊張していましたが、市長さんが気さくに話しかけてくださったおかげで、自己紹介をした後、趣旨を説明したり作品の設置を依頼したりすることができました。また、持参した2種類の作品を見せて説明したり、学校で制作している様子をリアルタイムで見ていただいたりもしました。
 原井市長さんからは、作品設置を快諾していただくとともに、励ましのお言葉もかけてくださいました。

 2人にとっては、大変緊張したものの、直接依頼することができて、大変良い経験になりました。今後は、7月下旬頃から市役所1階の南玄関を入って右壁際の配布場所に作品を置かせていただきますので、もし見かけた方がいましたら、お手に取ってみてください。そして、可能ならアンケートにご協力いただけましたら、今後の参考になると思いますので、どうかよろしくお願いします(o_ _)o