2021年9月の記事一覧

令和3年度ミニ研修会

 

昨年度、研究課の新しい取組として始まったミニ研修会。

今年度は、国立特別支援教育総合研究所の

「NISE学びラボ~特別支援教育eラーニング」のコンテンツを使い、

自由参加型の研修会を9月から月1回のペースで開催する計画です。

 

9月は「発達障害のある子どもの思春期の課題と支援」についての動画を視聴しました。

      

 

10月以降も本校の児童生徒の支援に有効な内容を取り上げる予定です。

先生方の専門性の向上につながるよう、今後も研修の機会を設定したいと思います。

 

 

 

令和3年度夏季公開研修会を開催しました

 

○日時 令和3年8月24日(火)13時~16時30分

○演題 『一人一人の表現を大切にする授業実践へ

      ~児童生徒の意欲を高め能力を発揮できる造形活動の授業作り』

○講師 広島大学人間社会科学研究科 准教授 池田 吏志 先生

 

 

今年度は、広島大学の池田吏志准教授を講師として招聘し、

重度・重複障がい児の造形活動についての公開研修を開催しました。

 

コロナ禍ということで、リモートで本校と池田先生の勤務校、

他校の参加者の勤務校を繋いでの実施となりました。

校内でも3密を避けて、3つの部屋に分れて実施しました。

 

  

 

最初に池田先生より実態把握について説明があり、その後、実際に担当する児童生徒を想定して「クラス内実態把握表」や「個別実態把握表」を作成しました。

 

それから、教材・教具作りについての説明を受け、実際に版画の教具作りに取り組みました。

児童生徒の興味関心や得意な動き等を思い浮かべながら、様々な素材を組み合わせて、工夫を凝らした版画教具を作っていました。

 

  

 

最後にグループごとに作成した版画用具を披露し合ったり、ふりかえりシートにまとめたりしました。

 

今回はワークショップ形式の研修会をリモートで行うという初めての試みでしたが、

参加者からは「池田先生のお話や資料が分かりやすく、参考になった」、

「実態把握の大切さを改めて感じた」、「制作実習が楽しかった」、

「池田先生から直接アドバイスをいただきたかった」等、様々なご意見をいただきました。

 

今回学んだことを2学期の授業で活用し、

子ども達が持っている力を発揮して造形活動に取り組んでもらえたと思います。

 

情報視聴覚課夏期研修会

今年度,情報視聴覚課では,夏期休業中に次の3つの研修会を行いました。

1 プログラミング初歩(タブレット端末を使って)
2 競技用ロボット(プロロ)の紹介
3    Zoom操作(基礎編・ホスト編)

 

1 「プログラミング初歩(タブレット端末を使って)」 
 1回目は,児童生徒一人一台端末が貸与されたことに伴い,タブレット端末のみで簡単なアプリを使って授業ができることを目指した,ウェブアプリケーションの作成研修を行いました。タップ等で操作しやすいビジュアルプログラミングアプリケーションであるScratchを用い,メモアプリでじゃんけん画像の作成やじゃんけんのプロジェクトの作成に取り組みました。

 今後,児童生徒の学習活動に役立てられるよう考えています。


2 「競技用ロボット(プロロ)の紹介」
 2回目は,競技用ロボット(プロロ)の操作について研修を行いました。プロロは,自立型のロボットで本体にプログラムを入力することで操作できるロボットです。今年度,本校はロボットプログラミング選手権(病弱教育部門)2021(ロボット相撲)の中四国大会の主催者となっています。そこで,児童生徒が競技するために必要なプログラミングの仕方や動作原理について,そのノウハウを学ぶ研修となりました。

 秋のロボットプログラミング選手権が楽しみです。


3 「Zoom操作(基礎編・ホスト編)」
 3回目は,オンライン学習や会議に用いることが多いZoomの操作について研修を行いました。研修ではミーティングへの参加の仕方だけでなくホストとしての操作方法について,画面操作や画面共有,ブレイクアウトルームの使い方などを学びました。

 学校・家庭間の学習や,交流活動等に今後も多く用いられるものとして期待できるZoomについて,誰もがスムーズに操作できることを目指し取り組みました。