校長室

「かも先生チャレンジ動画」完成

 学校祭の演示と演示の間、換気の時間に本校公式マスコットキャラクターの「かも先生」によるチャレンジ動画を上映します。
 今日は予行演習でしたが、初めて動画を見て、その愛らしさに頬が緩みっぱなしでした。
 HPにも、「かも先生日記」のコーナーで静止画を毎週掲載していますが、巨体を思いっきり動かしながら、学校でできる様々なことにチャレンジしている姿は本当に可愛くて、もっとたくさんの人に見てもらいたいなと思いました。コロナ禍で、校外に出て広報できないのがとっても残念です(ToT)


     「トランポリン跳んでみた」


        「空き缶つぶし」


      「阿波おどり踊ってみた」


        「太鼓の達人」
 

 そのうち,HP上でも見られるようにしたいと思います。

学校祭予行

 今年の学校祭は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日程をはじめ様々な変更がありました。
 当初は11月28日(土)開催予定でしたが、インフルエンザの心配もあり、10月31日(土)へ約1か月早く前倒しするとともに、「3密」回避のために当日参加していただくのは保護者や家族の方に限定して、作品展と演示のみの午前中開催としています。

 本番5日前の今日は、予行演習でした。
 演示を通しで見るのは今日が初めてでした。当日のお楽しみのために詳しい内容は言えませんが、各学部ともに短期間の間に授業を中心に練習や準備を重ねてきたことがよく分かる、素晴らしい内容でした(^_^)
 これまでにも、当日、舞台に立つことができなくても、タブレット端末等のICT機器を活用して一つの作品の中で共演することは可能でした。
 しかし、Society5.0時代の到来とともに、今のWITHコロナに合わせた「新しい生活様式」として「オンライン」や「リモート」といった新しいコミュニケーション手段を取り入れることで、双方向的なやりとりが可能となり、さらに臨場感あふれる作品になっていました。
 これだけでは、何のことか?でしょうが、今回は各学部の演示のテーマだけ紹介しますので、ぜひ想像を膨らませてみてくださいね。

 小学部  :「世界に一つだけの花」
 中・高等部:「続ミッションinおへんろ 新しいおせったい様式や~♪」

小学部修学旅行~行ってきます~

 今年の修学旅行は、新型コロナウイルス感染症の影響で、中学部は2年生のため来年に延期し、小学部は1泊2日のところを日帰りとしました。(高等部は隔年で実施のため、今年は元々予定なし)
 行き先については、徳島県内も検討しましたが、7月~8月にかけて「徳島アラート」が発令されるほど県内において感染者数が急増したことにより、香川県も選択肢に入れました。そして、晴天なら「NEWレオマワールド」、雨天なら「四国水族館」に決めて、混雑を避けて金曜日から月曜日に変更しました。

 先ほど、小学部が香川県の「NEWレオマワールド」に向けて出発しました。
 今日は、あいにくの曇り空で、出発前には通り雨の洗礼を受けましたが、子どもたちが乗り込む前には雨も上がり、笑顔で出発することができました。
北西の空は明るく、爽やかな秋空になることを祈っています。
 みんな、思いっきり楽しんできてね(*^o^*)




創立記念日

 今日は、本校の創立記念日です。

 今から63年前の昭和32年10月1日に、当時の鴨島町立飯尾敷地小学校と鴨島第一中学校の分教室(結核学級)が国立徳島療養所(現在の独立行政法人国立病院機構 徳島病院)の中に設置されました。
 そして、昭和40年には「進行性筋萎縮症(進行性筋ジストロフィー)児学級」が設置され、昭和49年には、病院に隣接する場所に「徳島県立鴨島養護学校」が設立され、小学部と中学部が開設されました。翌年の昭和50年には高等部が開設されて今の校舎の原型が完成しました。
   従って、学校は昭和49年に開設されたので、今年は創立47年めとなります。

 開設当初は、小学部21名、中学部18名の計39名でスタートしました。翌年には高等部が加わり、62名に増えています。当時は、全員が「進行性筋萎縮症」等の筋疾患で国立徳島療養所に入院しており、県内出身者は14名で、他の児童生徒は四国3県や和歌山、大阪、兵庫県といった関西方面からも親元離れて来ていました。

 そして時は流れ、障害児教育から特別支援教育へと転換するのに合わせて、平成19年度からは「病弱児」に加えて「肢体不自由児」も受け入れるようになりました。しかしながら、児童生徒数は年々減少し、近年では全校児童生徒数が20数名となっています。

 ここで、本校の校訓である「強く 明るく 豊かに」について、昭和49年度の学校要覧に詳しく記載されていましたので、転記します。
 「強 く」:病気、障がいより生ずる苦悩を克服するための強い心を育成する。
 「明るく」:自主的な意欲を高め、楽しく、明るい人間を育成する。
 「豊かに」:知識を深め、情操を体得し、豊かな人格を形成する。

 これが、設立当初の校訓の目的でした。
 今の時代、「苦悩を克服」という表現はあまり使われないかと思いますが、当時の児童生徒の想いを詩にまとめた「ひやまじ」という詩集を読みますと、初代校長先生の想いを込めた校訓の意味がよく分かります。
 編集後記には、「・・・難病と闘いつつ真剣に人生を生き抜いている児童生徒のつぶやきや叫び声に耳を傾けて・・・」とありました。
 「ひやまじ」には、分教室や学校が開設されるまでは、病気への不安と闘いながら一日中ベッドの上で過ごしていた彼らの魂の叫び声が綴られていました。昭和52年に発行された「ひやまじ 第1集」を読むと、私は今でも胸が締め付けられます。
 
 創立記念日にあたり、設立当時のことを想像しながら、今の鴨島支援学校に求められていること、我々教職員にできること等を自問自答しています。

 「ひやまじ」は、昭和52年から毎年発行され、今年で第43集となります。「ひやまじ」の由来は、病院や学校の南側に連なる山「樋山地」からとったものであり、四季を通じて太陽の恵みを受けている山路の麓にある本校も、いつも「陽のあたる場所でありたい」と祈りつつ命名されました。現在は文集として児童生徒全員の日頃のつぶやきや日記、感想文、写真、作品等が自由な形で掲載されています。

介護等体験

 連休明けの2日間、「介護等体験」として四国大学と文理大学の学生さん10数名が来校しました。
 「介護等体験」とは、平成9年に「介護等体験特例法」が施行されて、小学校及び中学校教諭の普通免許状を取得するためには、特別支援学校で2日間、介護施設等で5日間の「介護等の体験」が義務づけられています。

 新型コロナウイルス感染症に罹るリスクの高い高齢者への感染予防から、実習生の受け入れを取り止める介護施設があると聞きましたが、本県の未来の教員を育成するためにも、可能な範囲で協力することは大切との想いで受け入れました。

 もちろん、本校の児童生徒への感染予防を最優先した上での受け入れとなりますから、例年は「授業体験」として子どもたちと触れ合ってもらうところを、今回は「授業見学」として、ソーシャルディスタンスを守ってもらいました。

 実際に「体験」することができず物足りなく感じたことと思いますが、学生の皆さんはとても礼儀正しく、真摯に参加されていました。
 感想文からも、それぞれに気づきがあり、特別な支援が必要とされる子どもたちへの「適切な支援」の仕方を本校の教員から学んでくれたことが伝わり、嬉しく思いました。
 数年後、本県の小中学校で教員として活躍されることを期待しています。
 

病棟生へのお便り

 学校は5月末から再開していますが、隣接する徳島病院に入院している本校の児童生徒には、感染症予防のためまだ逢えていません。

 当然ながら授業もできないのですが、病院のご厚意で7月からCDやDVDで、担任たちからのメッセージを伝えることができるようになりました。

 担任を中心に、学部の教職員や時には管理職も一芸を披露しています(^0^;) 
 子どもたちが喜びそうな歌や読み聞かせ・演奏の他に、ダンスや物真似まで、授業に代わる教材とまではいかないかもしれませんが、なかなか見応えのある内容です☆(^0^)☆

 定期的にお渡しするようにしていますので、枚数を重ねる毎にクオリティの高いものになっていくと思います。(プレッシャーをかけているわけではありませんが^.^;)

 でも本当は、やっぱり直接病棟に行って、顔を見てお話したいなぁ。。。

お話の会

 毎年、読書の秋に、吉野川市読み聞かせボランティアグループ「かぶとむし」の皆さんによる「お話の会」を開催しています。

 今年は新型コロナの影響で、1学期は多くの行事が中止となりましたが、「WITHコロナ時代」における新たな日常のもと、3密や感染症予防に気をつけて開催することにしました。

 3校時にふれあいホールで、参加自由・出入り自由として十分な換気のもと行いました。「かぶとむし」の皆さんは、毎年来てくださるので、子どもたちのことをよく理解して、子どもたちの反応を見ながら進めてくださいます。
 わらべ歌、大型絵本、紙芝居、絵本と歌、エプロンシアターと、様々な方法で読み聞かせをしていただき、子どもも大人も楽しい絵本の世界に引き込まれていきました。
 「かぶとむし」の皆さん、ありがとうございました。また、お願いします(o_ _)o




シャボン玉

 小学部から、またまた歓声が聞こえてきました。
 ベランダから覗いてみると、今日は大きなシャボン玉に挑戦していました(^_^)

 手作りの輪っかとシャボン液で、見事なシャボンのトンネルができていました。写真では見えにくい
かもしれませんが。。。(;ω;)

 
 そこへ、小学部のマドンナが日傘で登場♡
 みんなの期待に応えて、走りながらさらにビッグなシャボン玉を作ってくれました(*^o^*)

  

2学期が始まりました

 いつもより短い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。
 始業式では、7月31日の終業式に校長からお願いしていた2つのことを再確認しました。
 1つ。 規則正しい生活を送る
 2つ。 楽しい思い出をつくる
 ・・・とは言ったものの、阿波踊りや花火大会等の中止に加えて、7月末から県内で新型コロナウイルス感染者が一気に急増したこともあり、外出する機会がぐっと減ったと思われるこの夏休み。楽しい思い出をつくることは簡単ではなかったと思います。
 そこで、今年の24時間TV「愛は地球を救う」のテーマとなった「動く」に関するエピソードの中で、瀬戸内寂聴さんが言った、「動く」ことは「生きる」ことについて、自分の体験談を交えてお話しました。逆に言えば「生きる」ことは「動く」ことであるが、「動きすぎた」ために逆効果となってしまうこともあるため、一人一人が自分の「動き方」を考えてみましょうと。

 始業式のあとは学部集会をして、学級(クラス)ごとの活動を行いました。
 明日からは平常授業です。まだまだ猛暑日が予想されるようなので、体調優先で身体を慣らしていきましょう。2学期の皆さんの活躍を期待しています。

  学部集会は、通学生と訪問生の1対1になりましたが、
お互いに相手の声や姿に集中することができました(小学部)

 

 学部集会後、早速各学部を回ってペットボトルの
回収をしています。(中学部)


 共同制作作品(花火)の仕上げをしています。
写真の裏の両面テープをはがしています(高等部)

 今年の夏に直接見ることができなかった「花火」を、中学部と
高等部の間の廊下に掲示しました。
 その後、自宅からリモートで参加したクラスメートと一緒に
3人で記念撮影しました。(高等部)

就業体験その2

 今年度の高等部3年生は4名です。そのうち県内にいる3名が6月末から順次就業体験を行っています。

 今回は、吉野町にある「れもん吉野」さんで、男子1名が8月4日~5日の2日間受け入れていただきました。昨年度にも同じ場所で就業体験を行った経験があるため、事前に見通しを持つことができ、施設のスケジュールに合わせて落ち着いて活動ができていました。
 本校の卒業生や、他の支援学校の卒業生もたくさん利用している施設なので、若い利用者さんも多く、それぞれの能力や特性に合わせた作業を行っていました。実習生は、「造花のちぎり」をさせていただきましたが、学校でも作業の時間に取り組んでいるので、慣れた手つきで学校よりも長時間集中して行うことができました。また、指導員さんへの報告も自主的にできていました。指導員さんからも、「昨年と比べると成長していますね。」と褒めていただきました。

 学校のように、常時担任が側についていなくても、言葉による指示や周囲を見て自発的に活動できる力を身につけていけたらいいですね。お疲れ様でした(o_ _)o

校内ボッチャ大会開催される!

 7月29日(水)。今日は、運動会に代わる「校内ボッチャ大会」が、3校時から6校時にかけて行われました。
 事前に組み合わせ抽選会と競技説明をしていたため、校内放送による生徒会長のあいさつの後、すぐに小学部ホール、高等部ホール、ふれあいホールの3会場に分かれて予選リーグを始めました。

 我々「どんまいナイン」は、強敵「小3組軍団」のいるAリーグでした。もう1チームの「カモッコ三人組」は、県外に帰省している生徒もオンラインと「ランプス」を駆使して参加することができました。熱戦を繰り広げた結果、僅差で「どんまいナイン」がリーグ優勝してしまいました。。。年の功?

 そして、午後からの決勝リーグも、予選リーグでの順位別に分かれて、3会場で行いました。1位リーグは、他の2チームが病棟や訪問等の学級(HR)で児童生徒が直接参加できなかったため、大人ばかりのシニア対決となってしまいました(;゜ロ゜)
こうなるともう真剣勝負です。日頃の成果(あるいはまぐれ?)を発揮して、ファインプレーが続出し、大いに盛り上がりました。
 また、2位リーグや3位リーグでも、ルールに則り協力してプレーする姿や学部間を超えた交流等、普段の授業では見られない光景が目に映りました。狭い会場で待ち時間に苦慮することもあったようですが、それも社会性を身につける上で大切な経験だと思います。

 予定より早く終わり、ふれあいホールで三密に気をつけながら閉会式を行いました。ここでも司会進行や成績発表・表彰式を児童生徒会が運営しました。リーグ毎に1位から3位まで表彰しましたが、我が「どんまいナイン」は1位リーグで3位でした。生徒会長から、子どもに交じって教職員が表彰されるという機会は初めてだと思いますが、見ていて新鮮でした(*^o^*)

 「ボッチャ」は、ヨーロッパで生まれたスポーツで、パラリンピックの正式種目にもなっています。大人と子ども、男女の区別なく、誰もが楽しめ競えるスポーツです。今回のような大会をこれで終わらせず、本校のレガシー(受け継ぐべき遺産)として、今後も機会を見つけて続けていってもらいたいと思います。

 児童生徒会の皆さん、本当にお世話になりました。
 また、次回を楽しみにしています♡
    

    

   

全児童生徒教職員による校内ボッチャ大会開催予定

 今年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、1学期のほとんどの学校行事が中止となりました。6月に予定していた「運動会」や「かもめスイミングでのプール」も中止となり、残念だなぁと思っていたら、特別活動課が「校内ボッチャ大会」を計画してくれました!
 実は本校、昨年度から「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」におけるオリンピック・パラリンピック教育推進校の指定を受けているのです。ご存じのように、本来なら「東京オリンピック・パラリンピック」が今年の夏に日本で開催されるはずでした。そして、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ競技」も少しずつ知名度を上げてきていました。本校でも数年前から、高等部の体育の授業で少しずつ取り入れてきましたが、推進校の指定を受けたこともあり、昨年度からは全学部で取り組むようになりました。
 そんなこともあって、この度、全児童生徒・教職員によるボッチャ大会が、運動会の代替大会として開催されることになったのです。

 7月29日の3時間目~6時間目に、学級やHRを中心とした9チームによる、予選リーグと決勝リーグを行います。ちなみに管理職と事務室からも1チーム出場します。
 この競技は、「ランプス」という補助具を使用すれば、障がいの有無に関係なく誰でも参加できます。たぶん、我々より普段授業で経験している子どもたちの方が上手いと思います。ということで、先日昼休みを使って、管理職・事務室チームが小学部の児童にルールなどを教えてもらいながら練習をしました。1チーム3人で、作戦を立てながら交互に投球するのですが、初心者の私は思ったところに転がらず、悪戦苦闘しました(;゜ロ゜)
 その後も、中・高等部の体育の授業を見学に行って、みんなの腕前を観察しています。「ランプス」に自分の力でボールを置いて転がすと、方向性はバッチリです。思わず「うまい!」と何度も叫んでしまいました。
 ところで、我々のチーム名が決まりました。「どんまいナイン」です。チームは9名いますが、勝負にこだわらず、ミスをしてもお互いに「どんまい!」と笑顔で声を掛け合って楽しく参加するつもりです。。。
 と言いつつ、心の中では「やられたらやり返す、倍返しだ!」のドラマのセリフをつぶやきながら、密かに優勝を狙っています(^_^)
  

  

感動の花束♡

 7月のとある朝。玄関の事務室前に小学部の男子児童が来ていました。彼は毎朝、2階の玄関の新聞受けから新聞を取って、1階の談話ホールの新聞コーナーに置いてくれています。なので、今日もそのために来ているのだと思い、「おはよう!」と声をかけてトイレに向かっていたところ、背後から「校長せんせ~い」という声が。。。
 振り向くと、先ほどの男子児童が「これ。」と言って、手作りの可愛い花束を差し出したのでした!「わあ~♡ ありがとう!!」と言って受け取りました。実は、教頭先生がもらっていたのを知って、うらやましく思っていたのでした。
 よく見ると、薄色の2色の紙を花びらに見立てて折った花が2輪、その中央には真珠が輝いていました。レースと、赤と銀色の包み紙で包装し、ピンクのリボンとメッセージカードまで付いていました♡♡嬉しくて、嬉しくて、校長室に入ってすぐの机の上に飾っています。
 
 後から聞くと、産前休暇に入る担任の先生のために、兄弟がサプライズで自宅で作ろうと計画して、一緒に他の先生にも作ったということでした。途中、何度も失敗して、握ったまま寝てしまったこともあったとか。。。
 その話を聞くと、余計に感動しました。可愛い男子から花束をもらうなんて。いくつになってもお花をもらうと、とっても嬉しいものです(*^o^*)

小学部で大騒ぎ~その2~

 今年の梅雨は、梅雨らしいというか、7月に入ったあたりからずーっと雨続き。そろそろ晴れ間が見たいなーと思っていたら、今日は朝から薄曇り空で太陽の光が少し差してきました。
 2階の廊下からふと小学部の庭を見ると、大きなプールが準備されていました。太陽の熱で水が温まるには時間がかかりそうで、プールにはちょっと寒くないかなぁ。。と思っていたら、またまた下から賑やかな声が!
 
 ベランダに出てみると、プールの水を使ってウォーターガンで水鉄砲遊びの真っ最中でした。上下にラッシュガードをしっかり着込み、寒さ対策もバッチリです。中学部との渡り廊下の屋根の上に置いたペットボトルや庭に並べたペットボトルに向かって一斉放水。
 梅雨の憂さを晴らすような、楽しそうな笑い声や笑顔は、見ている者まで自然と笑顔にしてくれますね(*^o^*)
 


中学部・高等部の地域交流活動(遠隔交流その1)

 本校の中学部と高等部では、今年度より総合的な探求(学習)の時間を使って、地域交流活動に取り組んでいます。地域(吉野川市)の交流拠点となる施設等に、生徒が授業で制作した作品(廃材等を利用したエシカルな作品)を置いてもらい直接配布することで、地域の方々と情報交換を行ったり交流をしたりする機会が増えて、それが、卒業後の社会生活に必要な社会性やコミュニケーション能力の向上に繋がっていけばいいなと考えています。
 同時に、学校へ登校できない生徒とも、遠隔授業システム(テレビ会議システム)を利用して、学校・家庭・病棟・地域をオンラインで同時中継することにより、双方向性で情報共有するということにチャレンジしていきます。

 そこで、まず最初に、吉野川市の要である市役所に作品を置いてもらえないか、生徒会役員の2人が直接交渉に行くことになりました。
 6月23日(火)の午前中に、吉野川市役所と学校、香川県に帰省している生徒の自宅の3カ所をオンライン中継し,遠隔交流を行いました。市役所にお伺いした2人は、3階の市長室に通されて、原井市長さんに直接お会いすることができました。待っている間は、とても緊張していましたが、市長さんが気さくに話しかけてくださったおかげで、自己紹介をした後、趣旨を説明したり作品の設置を依頼したりすることができました。また、持参した2種類の作品を見せて説明したり、学校で制作している様子をリアルタイムで見ていただいたりもしました。
 原井市長さんからは、作品設置を快諾していただくとともに、励ましのお言葉もかけてくださいました。

 2人にとっては、大変緊張したものの、直接依頼することができて、大変良い経験になりました。今後は、7月下旬頃から市役所1階の南玄関を入って右壁際の配布場所に作品を置かせていただきますので、もし見かけた方がいましたら、お手に取ってみてください。そして、可能ならアンケートにご協力いただけましたら、今後の参考になると思いますので、どうかよろしくお願いします(o_ _)o

小学部で大騒ぎ?

   梅雨の晴れ間のある日、2階の校長室で仕事をしていたら、下で大きな叫び声が聞こえてきたため、慌ててベランダへ!!
 
 すると、1階の小学部の中庭で児童と教員が大騒ぎ。何事かと見ていたら、どうやら花壇に花苗を植えようとしていた時に大きめのカエルが出没したようで、教員が風呂桶に確保して一件落着。
 そのまま上から眺めていたら、車いすチームは手作り補助具を使って、輪っかを引っ張れば台の上に置いたポット苗がストンと花壇に掘った穴に落ちるという、素晴らしい瞬間に遭遇できました。


    また、兄弟チームは理科の授業で習ったとおりに、ポット苗から丁寧に苗を取り出した後、からまった根を解きほぐして、花壇全体の配置を考えながら手分けして植えていて、その慣れた手つきに感心しました。
 最後は水やりをして任務終了。






これから、毎日水やりや手入れをしていけば、素敵な花壇になることでしょう。
 小・中・高と、それぞれに野菜と花が混在する花壇ですが、野菜の収穫もしつつ、季節の花も楽しめる一石二鳥の花壇になりそうです(*^o^*)

学校魅力化プロジェクト~番外編~

 5月1日に学校魅力化プロジェクトの校内選考をして、中・高等部からの「魅力あるHPと学校応援イメージソング等で学校を活性化!」が選ばれたことをお伝えしていましたが、講評の中で、学校全体としての取組でなくても、各学部や学級(HR)、授業等で実行可能なことはどんどん進めてくださいと言いました。
 実は提案者の私も2案(①学校花回廊作戦、②学校応援し隊)応募しており、残念ながら事務室・管理職間の1次選考で落選しました(;ω;)が、他の企画同様、密かに進めています。

 学校としての取組の方は、プロジェクトチームによると、6月中には学校のテーマソングが完成する予定だそうです。完成した暁には、どこかで発表する機会を設けようと思っています。(本当なら、「かもたん」と「かも先生」の着ぐるみを6月13日の運動会で披露する予定でした。。。)

 私が企画したうちの一つ「学校花回廊作戦」は、簡単に言うと学校全体に四季折々の花や花木を植えて、花々で季節を感じられるようにすることです。他の学校でも花一杯運動等で取り組まれていると思いますが、自然に囲まれた本校なので木々は周囲にたくさんあります。そこに様々な色が加わると、一層映えて情操教育の一環として、または来校者へのおもてなしとして、そして教職員の心のやすらぎになるかなと思いました。

 今日は、お天気も良かったので、校内の花々を撮影しました。苗を植え替えたばかりで分かりにくいかもしれませんが、これから来校される方々の目を楽しませてくれるかなと期待しています(*^o^*) 
   
 学校の門扉を開けると下に向かって急な階段があり、正面玄関に続いています(児童生徒はスロープを利用)。その階段の両端にプランターを置いています。先日、吉野川高校から購入した花苗を植え替えました。
               
 

 玄関入ってすぐに事務室があります。受付の横の花瓶には、季節の花を突っ込み流で飾っています(^-^; 

    

 小学部の花壇やプランターには、子どもたちと一緒に種から植えたパンジーの花が色とりどりに咲き誇っています。見頃も終えて、あともう少し楽しめるかな。。。
 
 
    中学部の外庭には、野菜の苗と花苗が混在しています。
 手入れがいいのか、いつもこんもりと花畑になっています。今年はスイカの苗も育っています。
 はてさて、誰が食べられるのかな~?

   

 高等部の花壇にも、ひそやかに花苗が植えられていました。
 隣の花壇では、きゅうりがスクスクと育ち、支柱を超えたツルが横に成長しています。一番なりが収穫できるのもあと少し。

   

 最後は、ふれあいホールの南側の花壇です。何年も放置されていて花より草に覆われていました。そこへ、校長の自宅でコツコツと挿し木で増やした数十本の紫陽花の苗を、技師さんがきれいに植えてくれました。なので、経費は0円です。一年目から、小さな花をつけてくれています。

夏季休業期間の短縮

 4月から本校は25日間の臨時休校となりました。その間,保護者の皆様には,お子様の健康観察や家庭学習の支援,あるいは昼食の準備等にいたるまで,多大なるご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
 6月からやっと通常の授業が始まりましたが,25日間の授業ができていないことから,「学びの保障」として夏季休業期間を13日短縮して平常授業を行います。また,6月より昼休みの時間を利用して「学校における新しい生活様式」の学習や補充授業を行うことで,授業日数を確保したいと考えています。

 ただ,病棟生の子どもたちは3月から面会禁止となり,新学期になっても病棟へは入れず,新着任のあいさつすらできていません。6月からやっと保護者の方のみ1週間に1度30分間の面会ができるようになったと聞きました。

 早く会いたいと切に願っています<(_ _)>

本格的な学校再開

 今日から終日授業となり,給食も再開しました(*^o^*)

 しかしながら,3月から約3か月も臨時休校が続きましたから,元のペースに戻るのには時間がかかると思います。
 子どもたちは,学校再開を心待ちにしてくれていたようで,毎朝元気な笑顔を見せてくれますが,帰る時には少し疲れた表情も。。。

 無理をせず,ゆっくりゆっくり,自分のペースに戻していきましょうね(^_-)-☆

学校再開

 5月25日(月)から学校が再開され,1週間がたちました。
 午前中だけの短縮授業でしたが,毎日子どもたちの元気な姿を見ることができました。2階の校長室まで、朝の会のあいさつや歌声がウグイスの声に混じって聞こえてきて、やっと学校らしくなったなーと嬉しくなりました(*^o^*)

 いよいよ来週からは,本格的に授業が始まります。休み中も個々に応じた宿題や課題に取り組んでくれていましたが,やはり一人より集団で学習する方が効果的な面が多いと思います。このまま,第2波が起こらないように祈りながら,学校でも感染症予防に努めていきます。