教職員研修
夏季公開研修会
日時:8月26日(金)14:00~16:00
講演:『重症心身障がい児者の生涯学習~「生涯学習社会」を目指した訪問カレッジの実践~』
講師:NPO法人地域ケアさぽーと研究所 理事
女子栄養大学短大・大学院 白梅学園大学 立教大学 非常勤講師 下川和洋氏
8月中旬の新型コロナウイルス感染症患者の増加により,校外の方はオンラインで,校内の者は場所を分けての実施となりました。
教員や保護者に加え,市町村からは教育委員会や障害福祉課,あるいは福祉事業所など,様々な職種の方々が参加してくださいました。
講演では,講師の先生が養護学校(現特別支援学校)に勤務していた時に経験した「訪問教育」の実際や,現在取り組んでいる「訪問カレッジ」での利用者さんの様子などを,動画を交えてわかりやすく説明していただきました。
また,生涯学習社会の実現に向けての国の取り組みについても,法整備の流れとともに教えていただきました。
質疑応答では,支援学校で訪問生を担当している教員から,卒業後に利用できるサービスに関する質問があり,いくつもの事業所の方から返答をいただいたり,下川先生からも,全国の実情やそれに関する法整備についてのお話を伺ったりすることができました。
今回の研修で学んだことを,今後の支援に生かしていこうと思います。
下川先生,ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
救急処置訓練
6月27日(月)放課後、救急処置訓練がありました。
救急隊の方が来て実際に指導してくださいました。
小学部での訓練の様子です。
意識の確認をしています。「大丈夫ですかー?」
胸骨圧迫やAEDの使い方を学びました。
大人と子どもの人形がありましたが、
まっすぐに子どもの人形へ向かう教員の姿をみて、
子どもたちを守りたいという強い思いを感じました。
みんなの命を守るために、学ばなければならないことがたくさんあります。
質問が飛び交い、納得いくまで教えていただきました。
救急隊の皆様、ありがとうございました。
第2回職員研修
日時 令和4年4月27日(水)15:45~16:45
演題 「不器用なお子さんの支援」
講師 鴨島病院 作業療法士 江本純造 先生
今回もコロナ対策のため,2カ所に分かれて実施しました。
発達の過程を踏まえながら,手の機能をたかめるために効果的な活動や
必要な支援を具体的に話してくださいました。
手の動きと姿勢への取組についても,図や写真を用いて
紹介してくださいました。
今回の研修で学んだことを,本校の教育活動に生かしていこうと思います。
また,手作りの補助具をたくさん寄贈していただきました。
児童生徒の日々の活動の折々に,大切に使わせていただきます。
第1回職員研修
日 時: 令和4年4月18日(月)15:50~
演 題: 「支援が必要な子供達の体について」
講 師: 鴨島病院 理学療法士 海部 忍 先生
毎年,年度始めのこの時期に,社会人講師の海部先生に来ていただいて
研修会を行っています。
コロナ対策のために,「ふれあいホール」と「小学部ホール」の2カ所に
分かれて実施しました。
肢体不自由児や発達障害児の体についての説明のあと,体を触るときの
ポイントやストレッチを行う際の留意点について,実演しながらご指導
くださいました。
姿勢を整えるためのストレッチや,自分の体のゆがみを知る方法についての
演習を行いました。
小学部ホールでは,小学部の職員が距離をとって研修を受けています。
今回の研修で学んだことを,自立活動の授業や今後の支援に
生かしていこうと思います。
ちょっとした工夫で…
小学部で安全管理について意見を出したり,ワークショップをしたりして
できることから取り組んでいます。
今回は,廊下の角でぶつかりそうになるという意見があり,ちょっとした
工夫をしてみました。
視覚的に右側通行ができるように,廊下にテープを貼ってみました。
簡単なことですが,自然と右側通行になり,曲がり角で驚くことが
大きく減りました。
今は安全のためにカーブミラーも設置しています。
これからも危ないと感じることをそのままにせず,
防げる方法を考えていきたいと思います。
地震後の危機管理研修
12月3日の朝,突然地震が来ました。
先生方の迅速な対応で全員無事避難ができ,一次避難だけで
通常の学習に戻ることができました。
小学部では今年度,安全管理についてチェックシートを作ったり,
避難用品があるかなどを,学部内で改善してきました。
地震のあった日の学部会で,早速ベテランの教員による「危機管理」
の研修をしました。
今,自分たちが考えている以上の想定外のことが起こるという
ことを教えていただき,日頃から意識しておくことの大切さを教えて
もらいました。また,避難時に誰もが対応できるよう,トランシーバー
や避難グッズの確認もしました。
子どもたちが安心して学校に来れるよう,児童も教員も命を守れるよう
これからも考えていきたいと思います。
★教員同士でミニ研修会をしています8★
進路指導について学びました。
卒業後に利用する就労支援や生活介護,療養介護などの福祉サービスのことについて学びました。
担任が将来のストーリーを描けていないと,今どう対応していいかがわからない。
いろいろな可能性や方向性を考えて,高等部を卒業した時のビジョンを描けていないと
必要な支援につなげていけない。
小さい頃から利用することで将来の生活にもつながるとのことで,小学部から進路指導に
取り組むことの大切さを知りました。
切れ目ない支援で学校から社会に出られるよう,幅広い支援で児童や保護者を支えられるよう,
自分たちも福祉サービスや就労支援についてもっと学ばなければいけないと感じました。
★教員同士でミニ研修会をしています7★
本日は,プログラミングについて研修しました。
今年度,本校は中国四国地区のロボットプログラミング選手権(病弱部門)2021大会
の事務局をしています。
11月18日(木)に,「プロロ」というプログラミングロボットによるロボット相撲を,中国四国地区の参加校と中継してリモートで行います。
そのプログラミングの基礎やロボットの動かし方などについて教えてもらいました。
ロボットが通るとドレミと音が出たり,
ラインセンサーを使って走る様子を見せてもらいました。
ロボットは小さくてその動きがとてもかわいらしかったです。
実際のロボット相撲も見せてもらいました。
土俵から押し出すと歓声があがりました。
子どもたちでも簡単にプログラミングでき,学ぶ楽しさを実感し,誰かと対戦する
面白さ,勝負の達成感。。。得られるものがたくさんありそうです。
また,このロボット相撲は,事前にロボットにプログラミングをしておけば,
全国どこの学校の友だちとも対戦できます。実際の大会もオンラインで実施されます。
夢中になれるもので人とつながる,この経験が自己実現となり,将来の夢につながればいいなと思います。
★教員同士でミニ研修会をしています6★
視線入力について教えてもらい,実際に体験してみました。
画面を見つめて焦点が合うと,はじけたり,音が出たり、花火が上がったり。
私も体験してみました☆
見つめると楽しいことが起こるという経験は,子どもたちの見る力を育てたり,
身体が思うように動かないお子さんも,見ることでいろいろなことが操作できたり
します。
ICT機器の活用で,子どもたちの可能性がどこまでも広がっていくように感じた
研修でした。
★教員同士でミニ研修会をしています5★
読み聞かせについての研修をしました。
読み聞かせは,子どもだけでなく大人にも有効で,
様々な効果があることを学びました。
また,「読んだ後に感想を言わない,聞かない」ということを知り,衝撃でした。
ついついやってしまいがちですが,大切なことだそうです。
絵本の世界のわくわく感や面白さ,言葉のリズムの美しさ…
子どもたちの心や生活を豊かにする読書のことを学びました。
そのあと,ワーキングをしました。
絵本の世界に浸って子どもたちの質問にどう答えるか。夢のある答えから現実的な答えまで,お互いの発想の豊かさにも感心し,楽しい時間となりました。
読み聞かせの奥深さを知る研修会となりました。
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