教職員研修

第1回職員研修

 

 日 時: 令和4年4月18日(月)15:50~

 演 題: 「支援が必要な子供達の体について」

 講 師: 鴨島病院 理学療法士 海部 忍 先生

 

 毎年,年度始めのこの時期に,社会人講師の海部先生に来ていただいて

 研修会を行っています。

 コロナ対策のために,「ふれあいホール」と「小学部ホール」の2カ所に

 分かれて実施しました。

 肢体不自由児や発達障害児の体についての説明のあと,体を触るときの

 ポイントやストレッチを行う際の留意点について,実演しながらご指導

 くださいました。

 姿勢を整えるためのストレッチや,自分の体のゆがみを知る方法についての

 演習を行いました。

 小学部ホールでは,小学部の職員が距離をとって研修を受けています。

 今回の研修で学んだことを,自立活動の授業や今後の支援に

 生かしていこうと思います。

ちょっとした工夫で…

 小学部で安全管理について意見を出したり,ワークショップをしたりして

できることから取り組んでいます。

 今回は,廊下の角でぶつかりそうになるという意見があり,ちょっとした

工夫をしてみました。

 

 

 視覚的に右側通行ができるように,廊下にテープを貼ってみました。

簡単なことですが,自然と右側通行になり,曲がり角で驚くことが

大きく減りました。

 

 

 今は安全のためにカーブミラーも設置しています。

これからも危ないと感じることをそのままにせず,

防げる方法を考えていきたいと思います。

地震後の危機管理研修

 

 

 12月3日の朝,突然地震が来ました。

先生方の迅速な対応で全員無事避難ができ,一次避難だけで

通常の学習に戻ることができました。

 小学部では今年度,安全管理についてチェックシートを作ったり,

避難用品があるかなどを,学部内で改善してきました。

地震のあった日の学部会で,早速ベテランの教員による「危機管理」

の研修をしました。

 今,自分たちが考えている以上の想定外のことが起こるという

ことを教えていただき,日頃から意識しておくことの大切さを教えて

もらいました。また,避難時に誰もが対応できるよう,トランシーバー

や避難グッズの確認もしました。

 子どもたちが安心して学校に来れるよう,児童も教員も命を守れるよう

これからも考えていきたいと思います。

★教員同士でミニ研修会をしています8★

進路指導について学びました。

 卒業後に利用する就労支援や生活介護,療養介護などの福祉サービスのことについて学びました。

担任が将来のストーリーを描けていないと,今どう対応していいかがわからない。

いろいろな可能性や方向性を考えて,高等部を卒業した時のビジョンを描けていないと

必要な支援につなげていけない。

 小さい頃から利用することで将来の生活にもつながるとのことで,小学部から進路指導に

取り組むことの大切さを知りました。

 切れ目ない支援で学校から社会に出られるよう,幅広い支援で児童や保護者を支えられるよう,

自分たちも福祉サービスや就労支援についてもっと学ばなければいけないと感じました。

★教員同士でミニ研修会をしています7★

 本日は,プログラミングについて研修しました。

 今年度,本校は中国四国地区のロボットプログラミング選手権(病弱部門)2021大会

の事務局をしています。

 11月18日(木)に,「プロロ」というプログラミングロボットによるロボット相撲を,中国四国地区の参加校と中継してリモートで行います。

 そのプログラミングの基礎やロボットの動かし方などについて教えてもらいました。

 

 

 ロボットが通るとドレミと音が出たり,

 ラインセンサーを使って走る様子を見せてもらいました。

 ロボットは小さくてその動きがとてもかわいらしかったです。

  実際のロボット相撲も見せてもらいました。

 土俵から押し出すと歓声があがりました。

 子どもたちでも簡単にプログラミングでき,学ぶ楽しさを実感し,誰かと対戦する

面白さ,勝負の達成感。。。得られるものがたくさんありそうです。

 また,このロボット相撲は,事前にロボットにプログラミングをしておけば,

全国どこの学校の友だちとも対戦できます。実際の大会もオンラインで実施されます。

 夢中になれるもので人とつながる,この経験が自己実現となり,将来の夢につながればいいなと思います。

★教員同士でミニ研修会をしています6★

 

 視線入力について教えてもらい,実際に体験してみました。

 画面を見つめて焦点が合うと,はじけたり,音が出たり、花火が上がったり。

 私も体験してみました☆ 

 

 見つめると楽しいことが起こるという経験は,子どもたちの見る力を育てたり,

身体が思うように動かないお子さんも,見ることでいろいろなことが操作できたり

します。

 

 ICT機器の活用で,子どもたちの可能性がどこまでも広がっていくように感じた

研修でした。

★教員同士でミニ研修会をしています5★

読み聞かせについての研修をしました。

 読み聞かせは,子どもだけでなく大人にも有効で,

様々な効果があることを学びました。

また,「読んだ後に感想を言わない,聞かない」ということを知り,衝撃でした。

ついついやってしまいがちですが,大切なことだそうです。

絵本の世界のわくわく感や面白さ,言葉のリズムの美しさ…

子どもたちの心や生活を豊かにする読書のことを学びました。

 

 そのあと,ワーキングをしました。

絵本の世界に浸って子どもたちの質問にどう答えるか。夢のある答えから現実的な答えまで,お互いの発想の豊かさにも感心し,楽しい時間となりました。

読み聞かせの奥深さを知る研修会となりました。

★教員同士でミニ研修会をしています4★

教材の紹介もしています。

【手作り教材の紹介】

 夏にウォーターベッドを作った水袋の紹介をしてくれました。

色がつくとさらに楽しそうです。

 

こんな遊び方もあります!気持ちよさそう。

 

 教員みんな興味津々です。子どもを引きつける教材は大人も楽しいようです。

 

【社会科の教材紹介】

教科書に準じた社会の授業の教材も紹介していただきました。

 手作りの教材やワークシートは,アレンジして使ってくださいとのことでした。

自作の教材は,本校の児童にも分かりやすいように工夫を凝らして作られていました。

作った教材を共有することで,他の教材作りに時間を回すことができます。

 

【在宅訪問で活用している教材紹介】

在宅訪問で活用している教材や授業の工夫を教えてもらいました。

 たくさんの教材を紹介していただきました。

   

既製のものから,子どもに合わせた教材やスイッチなどいろいろありました。

 教員みんな一つ一つの教材に感心していました。

 リモートでは児童が見えやすいように天井にプロジェクターで

みんなの様子を大きく移しているそうです。

 

これは光る教材をみんなで体験しています。

 

こんな風に天井に映ってキラキラしてきれいでしたキラキラ

いろいろな教材のアイデアや工夫を知り,自分たちの知識の幅が広がりました。

たくさんのアイデアをもらい,より豊かな指導に発展させていけるといいなと思います。

★教員同士でミニ研修会をしています3★

iPadで写真の機能に関しての研修をしました♪

連写したり,明るさを調節したり,スロー画像を撮ったり,

横にずっと続けて撮影することができることを知りました。

ぐるーっと回ってこんな長い写真が撮れました。

iPadには,たくさんの機能があります。

活用できるよう教員も学んでいます。

 

iPadで,Zoomの研修も行いました。

登校できない児童の授業にも活用されています。

 画面を共有したり,ホワイトボード機能を使って計算などのやりとりの

方法を教えてもらいました。

 今,大活躍のiPad。児童と教員をつないでくれるツールとなっています。

試行錯誤しながら,授業は一層豊かになっています。

★教員同士でミニ研修会をしています2★

今回は,ワーキングメモリのことについて学びました。

 視覚的短期記憶や聴覚的短期記憶の演習を通して,

どちらが得意かということを体験しました。

 

そのなかで,発達障害のある児童の困難さについて学びました。

支援の方法については視覚化や補助ツールなどがありますが,

大切なのはそのお子さんに合っているかどうかということでした。

お子さんに合った支援ができるよう,支援の工夫をもっと学びたいと思った研修でした。