中・高等部
防災学習
~ 防災学習(学習参観日) ~
2014.4.27
今年度の防災学習の第1回目は,保護者を交えて学習参観日に行いました。
非常食について考えたり,非常食準備中に地震が起きたという設定で,全員で
避難する練習をしました。突然の展開に,保護者のみなさんも最初は戸惑ってい
ましたが指示をよく聞いて,生徒達を安全に避難場所に誘導してくれました。
災害時の対応について考えたり,お互いに情報交換をしながら
家族で意識を高めることのできた意義ある学習参観日となりました。
お楽しみ会
~ お楽しみ会 ~
2013.12.19
今年を振り返りながら,生徒達の計画でお楽しみ会が行われました。
前半は,ケーキやジュースで会食を楽しみながら,生徒によるカラオケあり,絵描き
歌対抗戦あり,グループによる出し物ありと,有意義な時間を過ごしました。
後半は,2チームに分かれて,ころがし卓球で盛り上がりました。
2学期の疲れを忘れて,それぞれが持ち味を生かした戦法で盛り上がりのある対戦
となりました。好プレイ,珍プレイも続出し,笑いいっぱいのゲームとなりました。
中身の濃い充実した2学期が終わろうとしています。
様々な初めてのことに挑戦することで,一人一人が,より輝いた2学期でした。
出会ったたくさんの方々に感謝しながら,来年もいい1年にしたいと願っています。
2014年が,よりよき年となりますように ・・・
人権作文・知事賞
~人権作文で知事賞受賞~
平成25年12月8日
平成25年度人権に関する児童生徒の作品の表彰式・発表会が12月8日(日)
午後1時30分から徳島県立二十一世紀館 「イベントホール」でありました。
高等部2年の乾辰斗さんの作文「障害がある人と障害がない人が協働できる社会」
が3,000件を超える応募作品の中から最高の賞である知事賞(作文部門2名)として
表彰を受け,写真のようにDVDで発表しました。「障害がある方は採用できません」と
いうような企業があるのがこの社会の現実であり,そのような社会に障害がある人が
どのようにして働きかけて,ともに働ける社会を作っていったらいいのか,ということを
アピールしました。満場の参加者はその訴えに聴き入っていました。
ここをクリックしてください。 人権作文.pdf
表彰式・徳島新聞社賞
~表彰・徳島新聞社賞
「ありがとうを伝えたい『私からの手紙』」~
2013.12.15
高等部2年生,高橋佑季さんが,平成25年度「ありがとうを伝えたい『私からの手紙』」
(主催:徳島県・徳島教育委員会,後援:徳島新聞社)において,徳島新聞社賞を受賞し
ました。12月15日の表彰式では,賞状と副賞をいただきました。
高橋さんの受賞作品「いつもありがとう,お母さん」は,17年間支えてくれたお母さん
への感謝の手紙です。徳島県のホームページでご確認ください。
名西高校との交流会(第2回)
名西高校との交流会 (第2回)
10月10日(木)の午後に高等部の2年生1名とその母親,教員2名が名西高校を訪れて,
人権問題研究会のメンバー4人と交流会を行いました。前回は本校に来てもらいましたが,
今回はこちらから伺いました。
名西高校の4名の内の2名とは初顔合わせだったので,自分を色に喩えるアイスブレー
キングから入りました。水色,緑,青,オレンジなどいろんな色が出てきました。オレンジに
喩えた人は「明るく生きたいから」とか,「うるさくて ,落ち着きがないから」ということでした。
水色に喩えた人は,「広い海や空のような大きな器の人間になりたいから」ということでし た。
今回も前回に引き続いて障害者の身近な人権問題について意見や思いを交換しました。
本校の生徒は先月東京方面へ修学旅行に行ったさいに体験したことについて紹介しまし
た。ディズニーランドでは車椅子利用者が使えるトイレの数が少なくて,一般のトイレの使
用者に比べて待ち時間がかなり長くなったことやディズニーランドのモノレールの駅では車
椅子利用者が使えるエレベーターが1台で,しかも中が狭くて車椅子が一度に1台しか乗れ
なかったこと,ホテルでは頼んであったシャワー用の椅子が用意されていて便利であったこ
となどを紹介しました。
この後,障害がある人がトイレ等にアクセスしやすいかどうかという視点から障害がある
人の人権について意見や思い・情報をお互いにシェアし合いました。
トイレに関して次のような考察をしました。
①以前は,車椅子マークがついている(駅やショッピングセンター等の)トイレは,男女の区
別がなくて一つしかなかった。
②それは障害がある人を「無性の存在」と観る障害者観の現れである。
③しかし,最近は男女別に設置されるようになってきた。
④それは,障害がある人が,黙って待っていてそうなったのではない。
⑤それは,教科書無償闘争のように,当事者が人が声を上げ,異議申し立てをすることに
よって改善されてきた。
また,障害がある人がこの社会にアクセスする際の不便さ・しんどさについて次のような
考察をしました。
①NHKのEテレにおいて車椅子に乗った実験者が新大阪から四天王寺前夕陽ヶ丘間を往
復する間に「ありがとう」「スミマセン」を何回言うか,という社会実験を行った。
②自分は車椅子を使用している子の親であるが,100回以上言う必要があると考える。
③実験者によると,120回も言わざるを得なかった。社会のありように問題があることがわ
かっているので,このように言わざるを得なかったことのしんどさがボディブローのよう
に効いてきたという。
④無関心な人に支援を頼むと疲れるが,自発的に支援をしようとしている人にはアイコン
タクトで支援の要請が通じて,疲れない。
⑤この社会の在りようを例えると,その構成員に車椅子利用者がいるのに,その人の意
見を一切聴かずに他の構成員だけで設計をして建ててしまった家のようなものである。
だからその家はユニバーサルデザインになっていないから,障害がある人が非常にア
クセスしにくいものになっている。そのような瑕疵(欠点)がある建物を勝手に作ってしま
ったことが理由で車椅子利用者が住みにくいのに,車椅子利用者が「ありがとう」「スミ
マセン」を常に繰り返さなければならないのである。
⑥イタリアのパレルノに行ったとき,あるトイレに入ると,すべてのトイレが多機能トイレに
なって いて,障害があるなしにかかわらず同じユニバーサルデザインのトイレを使って
いた。
⑦ユニバーサルデザインを物や施設だけにとどめるのではなく,制度や礼儀作法・マナー
にいたるまで適用すれば,すべての人が住み良くなる。(例:「座って失礼します」という
礼儀作法は,車椅子利用者を失礼な存在にしてしまう)
最後にそれぞれ感想を述べて別れました。その内のいくつかを紹介します。
①社会において何か(例:トイレ)が改善されたとしても,それはまず当事者が問題提起を
したからであって,当事者がまず発信していかないと何も変わらないということが分かっ
た。
②ふだん何気なく「あたりまえ」と思っていること(例:車いすマークがついている古いトイレ
男女別になっていないことなど)が,「あたりまえ」でないということに気づいた。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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21 3 | 22 1 | 23 2 | 24 1 | 25   | 26 2 | 27   |
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