中・高等部

~ 学 校 祭 ~

~校外学習(12HR・22HR)~
        ふれあい交流作品展・あすたむらんど徳島
                                                                                                                平成26年10月30日(木)
                       
       タクシーに乗って学校を出発し,まずアクアシティーで展示中のふれあい交流作品展の
   作品を見ました。自分たちの作品を校外で見て,感動しました。交流校の人の作品もすば
    らしいと思いました。

     その後,またタクシーに乗りあすたむらんど徳島に向かいました。到着後,最初に四季
   彩館の  「カレイドシアター」で万華鏡の映像を楽しみました。上映時間までには,LED で
   光る大きな恐竜の前で写真を撮ったり,けん玉をしたりしました。「カレイドシアター」 では,
   天井や壁に映る四季折々の美しい映像等を観て感動しました。次に,「吉野川めぐり」 で
   のぼりもくだりも体験し,大はしゃぎしました。

     昼食はそれぞれ好きなメニューを注文して,レストランやカフェで食べました。
      昼食後は,子ども科学館でいろいろな体験をしました。 天気にも恵まれ,とてもよい思
   い出ができました。

 

水泳実習

 ~ 水泳実習 ~
        (かもめスイミングスクール)                         2014.7. 3 
                                                             2014.7.16 
    
         今年も,川島町のかもめスイミングで2回に分かれて水泳実習を行いました。
       例年同様,かもめスイミングスクールのバスで送迎していただき, 大好きな
  水泳やプール遊びを満喫することができました。短い時間でしたが,プールの
  あちらこちらで,水の感触を感じたり,泳ぎを楽しんだりと,嬉しそうにはしゃぐ
  笑顔が見られました。




      バスの運転手さんをはじめ,お世話になったかもめスイミングの皆様,
 本当にありがとうございました。
 
      思い出に残る,とても楽しいひとときでした。

運動会

 ~ 運動会 ~
        テーマ 「かがやけ!みんなのスマイル」  

                                                                      2014.6.15  

      いよいよ待ちに待った運動会。
   高等部の種目は,学部種目「リアル野球盤2014」と交流種目「奇跡を起こせハイ ス
 クールJAPAN」でした。 生徒一人一人の得意な方法で, それぞれの競技に元気に
 力いっぱい挑戦 しました。

   「 リアル野球盤2014 」                 
    昨年好評だった野球ゲームで,メンバーを一新して対戦しました。本番では,練習で   
 はあまり見られなかったホームランの連発で生徒も大喜び,会場も盛り上がりました。
    観戦していただいたみなさん,たくさんのご声援をありがとうございました。

   「 奇跡を起こせ!ハイスクールJAPAN   
                   ~ブラジルの人きこえますか?~ 」

   サッカーのワールドカップと時を同じくして,フライングディスクやボールを,自分の
 得意な方法で投げたり 飛ばしたりして,川高生が持ったゴールネットを目指す競技に
 挑戦しました。
    川島高校からは,15名の女子生徒が参加してくれました。

 

校外学習 徳島方面

 ~校外学習(12HR・22HR)徳島駅方面~ 

                                                                                  平成26年5月29日(木)
                       
     西麻植駅を出発して徳島駅までJRに乗って移動しました。
     車椅子の乗り降りは,JRの駅員さんに手伝っていただきました。 お陰でJRの中
  では,それぞれに車窓からの景色を眺めたり,友だちと会話をしたりして楽しい時間
  を過ごすことができました。本当に有意義な体験をすることができました。

   徳島駅に到着後,ひょうたん島クルーズを体験しました。  風がさわやかに感じら
 れる中,船からの徳島の眺めに感動しました。
     ひょうたん島クルーズ体験の後は昼食を食べました。それぞれ好きなメニューを
 注文して普段とは違う雰囲気での昼食を楽しみました。
      昼食後は,買い物を楽しんだり公園での散策を楽しんだりと思い思いに自由時間
 を過ごしました。
    天気にも恵まれ,とてもよい思い出ができました。



オリエンテーリング

 ~オリエンテーリング(地域を知ろう)~ 
                                    
2014.5.1 

 

  今年も学校周辺を歩きながら,恒例のオリエンテーリングを行いました。
     地域の方々には,一緒にオリエンテーリングに参加していただいたり,自宅を
  チェックポイントに入れさせていただいたりと,交流を図りながら危険な箇所の
  再確認をするといった,とても有意義な活動となりました。


  チェックポイントでは,今か今かと生徒達が来るのを待ちわびてくれており,
  生徒達にとても温かく声をかけていただきました。
    地域の方々とふれあうことの大切さを実感することができました。

防災学習

  ~ 防災学習(学習参観日) ~              
                                                      2014.4.27

  今年度の防災学習の第1回目は,保護者を交えて学習参観日に行いました。
  非常食について考えたり,非常食準備中に地震が起きたという設定で,全員で
  避難する練習をしました。突然の展開に,保護者のみなさんも最初は戸惑ってい
  ましたが指示をよく聞いて,生徒達を安全に避難場所に誘導してくれました。



   災害時の対応について考えたり,お互いに情報交換をしながら
  家族で意識を高めることのできた意義ある学習参観日となりました。

お楽しみ会

~ お楽しみ会 ~
                                              
                                                                                                                2013.12.19

  今年を振り返りながら,生徒達の計画でお楽しみ会が行われました。

  前半は,ケーキやジュースで会食を楽しみながら,生徒によるカラオケあり,絵描き
 歌対抗戦あり,グループによる出し物ありと,有意義な時間を過ごしました。

    後半は,2チームに分かれて,ころがし卓球で盛り上がりました。
   2学期の疲れを忘れて,それぞれが持ち味を生かした戦法で盛り上がりのある対戦
 となりました。好プレイ,珍プレイも続出し,笑いいっぱいのゲームとなりました。
 

  中身の濃い充実した2学期が終わろうとしています。
  様々な初めてのことに挑戦することで,一人一人が,より輝いた2学期でした。
    出会ったたくさんの方々に感謝しながら,来年もいい1年にしたいと願っています。
 
     
       2014年が,よりよき年となりますように ・・・

人権作文・知事賞


      ~人権作文で知事賞受賞~

                                           平成25年12月8日

 

   平成25年度人権に関する児童生徒の作品の表彰式・発表会が12月8日(日)
 午後1時30分から徳島県立二十一世紀館 「イベントホール」でありました。
  高等部2年の乾辰斗さんの作文「障害がある人と障害がない人が協働できる社会」
 が3,000件を超える応募作品の中から最高の賞である知事賞(作文部門2名)として
 表彰を受け,写真のようにDVDで発表しました。「障害がある方は採用できません」と
 いうような企業があるのがこの社会の現実であり,そのような社会に障害がある人が
 どのようにして働きかけて,ともに働ける社会を作っていったらいいのか,ということを
 アピールしました。満場の参加者はその訴えに聴き入っていました。

                  
          
    ここをクリックしてください。   人権作文.pdf   

表彰式・徳島新聞社賞

   ~表彰・徳島新聞社賞
         「ありがとうを伝えたい『私からの手紙』」~
                                                                                 2013.12.15

    高等部2年生,高橋佑季さんが,平成25年度「ありがとうを伝えたい『私からの手紙』」
 (主催:徳島県・徳島教育委員会,後援:徳島新聞社)において,徳島新聞社賞を受賞し
  ました。12月15日の表彰式では,賞状と副賞をいただきました。



        高橋さんの受賞作品「いつもありがとう,お母さん」は,17年間支えてくれたお母さん
   への感謝の手紙です。徳島県のホームページでご確認ください。

名西高校との交流会(第2回)

                名西高校との交流会 (第2回)

   10月10日(木)の午後に高等部の2年生1名とその母親,教員2名が名西高校を訪れて,

 人権問題研究会のメンバー4人と交流会を行いました。前回は本校に来てもらいましたが,
 今回はこちらから伺いました。
 
  名西高校の4名の内の2名とは初顔合わせだったので,自分を色に喩えるアイスブレー
 キングから入りました。水色,緑,青,オレンジなどいろんな色が出てきました。オレンジに
 喩えた人は「明るく生きたいから」とか,「うるさくて ,落ち着きがないから」ということでした。
 水色に喩えた人は,「広い海や空のような大きな器の人間になりたいから」ということでし た。
 
 
    今回も前回に引き続いて障害者の身近な人権問題について意見や思いを交換しました。
   本校の生徒は先月東京方面へ修学旅行に行ったさいに体験したことについて紹介しまし
 た。ディズニーランドでは車椅子利用者が使えるトイレの数が少なくて,一般のトイレの使
 用者に比べて待ち時間がかなり長くなったことやディズニーランドのモノレールの駅では車
 椅子利用者が使えるエレベーターが1台で,しかも中が狭くて車椅子が一度に1台しか乗れ
 なかったこと,ホテルでは頼んであったシャワー用の椅子が用意されていて便利であったこ
 となどを紹介しました。
   この後,障害がある人がトイレ等にアクセスしやすいかどうかという視点から障害がある
 人の人権について意見や思い・情報をお互いにシェアし合いました。

   トイレに関して次のような考察をしました。
①以前は,車椅子マークがついている(駅やショッピングセンター等の)トイレは,男女の区
  別がなくて一つしかなかった。
②それは障害がある人を「無性の存在」と観る障害者観の現れである。
③しかし,最近は男女別に設置されるようになってきた。
④それは,障害がある人が,黙って待っていてそうなったのではない。
⑤それは,教科書無償闘争のように,当事者が人が声を上げ,異議申し立てをすることに
  よって改善されてきた。

  また,障害がある人がこの社会にアクセスする際の不便さ・しんどさについて次のような
考察をしました。
①NHKのEテレにおいて車椅子に乗った実験者が新大阪から四天王寺前夕陽ヶ丘間を往
  復する間に「ありがとう」「スミマセン」を何回言うか,という社会実験を行った。
②自分は車椅子を使用している子の親であるが,100回以上言う必要があると考える。
③実験者によると,120回も言わざるを得なかった。社会のありように問題があることがわ
  かっているので,このように言わざるを得なかったことのしんどさがボディブローのよう
  に効いてきたという。
④無関心な人に支援を頼むと疲れるが,自発的に支援をしようとしている人にはアイコン
  タクトで支援の要請が通じて,疲れない。
⑤この社会の在りようを例えると,その構成員に車椅子利用者がいるのに,その人の意
  見を一切聴かずに他の構成員だけで設計をして建ててしまった家のようなものである。
  だからその家はユニバーサルデザインになっていないから,障害がある人が非常にア
  クセスしにくいものになっている。そのような瑕疵(欠点)がある建物を勝手に作ってしま
  ったことが理由で車椅子利用者が住みにくいのに,車椅子利用者が「ありがとう」「スミ
  マセン」を常に繰り返さなければならないのである。
⑥イタリアのパレルノに行ったとき,あるトイレに入ると,すべてのトイレが多機能トイレに
   なって いて,障害があるなしにかかわらず同じユニバーサルデザインのトイレを使って
   いた。
⑦ユニバーサルデザインを物や施設だけにとどめるのではなく,制度や礼儀作法・マナー
  にいたるまで適用すれば,すべての人が住み良くなる。(例:「座って失礼します」という
  礼儀作法は,車椅子利用者を失礼な存在にしてしまう)

  最後にそれぞれ感想を述べて別れました。その内のいくつかを紹介します。
①社会において何か(例:トイレ)が改善されたとしても,それはまず当事者が問題提起を
  したからであって,当事者がまず発信していかないと何も変わらないということが分かっ
  た。
②ふだん何気なく「あたりまえ」と思っていること(例:車いすマークがついている古いトイレ
  男女別になっていないことなど)が,「あたりまえ」でないということに気づいた。

秋の郊外学習

~ 秋の校外学習 (ふれあい交流作品展見学)~

                                                                                     2013.10.31

       秋晴れの好天に恵まれ,秋の校外学習に出発しました。

      まず,鴨島町のアクアシティに展示されているふれあい交流作品展の見学に行き
   ました。自分たちが制作した作品や交流校の作品の数々に触れ,芸術の秋を感じて
   次の目的地である防災センターへ向かいました。
 
      防災センターでは,小学生と一緒に地震体験・消火体験のコーナーに参加したり, 
  煙 ・ 強風体験は,小学生や先生方が体験している様子を観察したりしました。地震
   や火事の恐ろしさを体験することで,より防災に対する意識を高めることができました。


    
    午後からは,隣のフジグラン北島で昼食をとり,買い物学習を楽しみました。
    あっという間に過ぎた1日でしたが,中身の濃い思い出に残る楽しい校外学習と
 なりました。

木製ベンチをいただきました。

10月21日(月)

徳島県木材買方協同組合から木製ベンチ(床几台)をいただきました。

児童生徒会長がお礼の挨拶をしました。
大切に使いたいと思います。
ありがとうございました。

 

ヒノキ材の性質について説明していただきました。
木のいい香りが心を癒してくれそうです。

 

修学旅行(東京方面)

 ~ 修学旅行(東京方面)~     2013.9.26 ~ 9.28

   
       高等部2・3年生が,2泊3日の行程で修学旅行に行ってきました。
    
                1日目 … 東京スカイツリー
          2日目 … 東京ディズニーランド
             3日目 … 羽田空港 
 
     当日までの体調と台風を心配しながら臨んだ修学旅行でした。修学旅行の
 様子は,随時HPでアップ させて いただきましたが,晴天に恵まれ,それぞれ
   に貴重な経験をして,とても有意義な修学旅行となりました。

     元気いっぱいに過ごした3日間の様子をまとめてお伝えします。


                                      修学旅行2013.pdf

院内学級 修学旅行

                          ~ 院内学級 修学旅行 ~
                                   夢がかないました!!                                                                                                                  2013.10.3(木)
          
    高等部3年生の院内学級の生徒が,待望の「修学旅行」に行ってきました。

    修学旅行当日は体調も安定しており,お天気にも恵まれ,リフトタクシーに乗って 
  出発しました。 1時間ほど乗車して,徳島市内のレストランに到着し,ゆったりとした
  雰囲気の中で休憩することができました。そして,いよいよ目的地の徳島文理大学
  むらさきホールに到着し,6階で音楽学部の授業(声楽やピアノ演奏)を体験させて
  頂きま した。食後で少し眠たくなっていた生徒の表情が,パッと明るくなりました。
    次に2階で,マリオッティ先生によるパイプオルガンの演奏を聴かせて頂きました。
  素晴らしい演奏とすてきな音色に魅了されました。演奏後,パイプオルガンの響きに
  ついてもマリオッティ先生に丁寧に教えて頂きました。保護者の方も 「こうして息子と
  パイプオルガンの音色を聴くことが夢でした。」と感無量でした。むらさきホールの舞
  台にもあげて頂き,広い舞台と天井にある大きなライトの輝きを体験させて頂きました。
  楽しい時間はすぐに過ぎてしまいましたが,とても貴重な経験をして帰ってきました。


  修学旅行先として,徳島文理大学の音楽学部の先生方にお願いしたところ,お忙し
  い中,快く迎えていただいた上,いろいろとご準備頂き,本当にありがとうございました。

 

       徳島文理大学の多くの学生の皆様,大切な授業の中にお招き頂けましたことに
 深く感謝しています。多くの人に支えられて,思い出に残る修学旅行になりました。

修学旅行⑨

「たくさんの思い出をかかえ無事に徳島に到着。みんな元気に3日間すごすことができました。多くの方々に感謝です。」

修学旅行④

「夕食を食べ、これからホテルへ。あっという間の1日でした。みんな元気に1日め終えることができました。」

院内学級 修学旅行リハ-サル

                   ~ 院内学級 修学旅行リハーサル ~
                   自宅に帰ることができました!!                                                                                                                 
                                                                                                                                            2013.9.11(木)
          
       高等部3年生の院内学級の生徒が,待望の「自宅へ帰る!!」 という目標を達成
      できました。修学旅行のリハーサルとして徳島病院の先生方が計画してくださり実現
       しました。 
      当日は,10月3日の修学旅行本番にあわせて,午前10時前から車いすに乗車し,
       リハーサルがスタートしました。  体調もずっと安定していて,計画通り,向日葵病棟
       から,12時45分,徳島病院睦号に乗って出発しました。約1時間の乗車時間でした
       が,体調は安定していて,普段とまったく変わらない様子でした。
       自宅では,大学生のお姉ちゃんやお母さんのお友達の方が到着を待っていてくれ
       ま した。 その上,18歳のお誕生会を開いてくださり,主治医の宮﨑先生がギターを
       弾いて歌をプレゼントしてくださいました。宮﨑先生が音楽の先生のように見えました。
          宮﨑先生のギターで全員で輪唱した「小さな世界」は,楽しさが倍増しました。 お母
       さんも感激の涙でした。
          いろいろ準備してくださった病院の先生方,ありがとうございました。

  

    今日は,最高の1日になりました。
    10月3日の修学旅行もお天気に恵まれて,楽しい1日になりますように!!

交流及び共同学習

~ 交流及び共同学習(川島中高祭見学)~       
                                                                                                                   2013.9.5


          前日の台風17号による豪雨が嘘のように,さわやかな秋の気配が感じられる
      中で,予定通り学校祭の見学に参加することができました 。体育館のステージで
      のパフォーマンスを観たり,校舎内外で行われた模擬店を回って楽しいひとときを
    過ごしました。
         ペアの友達との関わりや会話も盛り上がり,普段学校では味わえないたくさんの
     体験をして帰ってきました。気温も例年より低く,とても凌ぎやすい環境の中で生徒
     達も体調を崩すことなく,交流を満喫することができました。

          

          回数を重ねる毎に,お互いの表情も和らぎ,笑顔が増えて心の繋がる交流に
      なってきています。今回もたくさんの人達から,いっぱいの元気をいただきました。
      川島高校の皆さん,ありがとうございました。

                            そして,「来年もよろしくお願いします。」

名西高校の人権問題研究部との交流会(第一回)

  名西高校の人権問題研究部との交流会(第一回)

 8月8日(木)の9:15から11:30まで本校の高等部において名西高校の人権問題研究部と交流会を
しました。 はるばる名西高校から参加してくださったのは,生徒2人と引率の教員1人でした。本校は
高等部の生徒3人と7人の教員が参加しました。
 本来は障害がある人もない人も共に学び,共に生活するべきなのに,現実は別々に学び,別々に
生活しています。 そのことからくる制約が大きいので,このような交流を通してその制約を少しでも
軽減する必要があります。 そして,私たちは,障害がある人がこの社会において当たり前に生きて
いく際に障害となるものは,本人の側にではなく,社会の側にある,ということを共通認識する必要が
あります。
 名西高校のみなさんは少し早めに到着されたので,本校の児童・生徒会長が,小学部や中学部を
案内しました。
 本校の生徒3人が全員揃うと,生徒も教員もそれぞれオコジョ,優しいトラ,キリン,ネコ,ナマケモ
ノ,トド,ピラニアなど風貌やキャラ,生き方が自分に似ている動物に喩えて自己紹介をしました。 
「なるほど…,よく似ている」と妙に感心させられながらアイスブレーキングが行われました。
 その後,本校の先輩(昨年度卒業した関藤寛人さん)の人権作文をもとにして,お互いの思いや考
えを交換しました。 以下にその一部を紹介します。

 

「悩みがたくさんあっても,なかなか先生に相談できない。我慢することになれてしまっている」
「悩みがあることは,それを言ってくれてはじめて気づくもの。友だちなら言って欲しい」
「私たちは安心感が無ければ自らの深い思いを表現することができない。 安心・安全の保障が無い
のに,『何でも話してね』と言われても,それは無理がある」
「『あなたは(私たちが乗ることを禁じられている)エレベーターに乗れていいよねえ』というようなことを
友だちから何度か言われることがあって傷ついた。 それに対して自分の思いを表現すると話が重く
なってしまうし,友だち関係がうまくいかなくなるから受け流した」
「同じ立場の者同士はお互いに理解しやすくて,その関係の中にいることは居心地がよい一面がある。
しかし,そこから一歩外へ出ると自分たちのしんどさを理解してもらえないしんどさがある」
「心無い反応によって傷つき体験を重ねると,『どうせ,あんたらには理解してもらえやしない。言った
って無駄よ』というスタンスになってしまう」
「しかし,『そいつを言っちゃお仕舞いよ!』で,それでも表現し続けていくことによってお互いに理解が
深まっていき,差別解消につながっていくことを私たちの先人は教えてくれている」
「相手の立場に立って相手のしんどさを理解できるようになりたい」

 初対面でしたが,本校の生徒たちは自分の気持や体験をあまり臆せずに表現することができました。
名西高校の生徒は,本校の生徒が自らの体験を話すのを傾聴してから自分の考えを真摯に表現す
ることができました。  両校の生徒は,自分たちの気持や考えを互いにわかり合うことができたという
貴重な体験をしました。 これは「社交性感覚」を養う体験であり,「自己肯定感」の向上につながるも
のです。生徒たちの真摯な思いの交換に触発された一人の教員は,自らの障害や体験を自己開示し
てくれました。
 両校の生徒は,2時間という時間があまりに速く過ぎたことを残念に思いながらも,次回は名西高校
で会うことを期して別れました。

   

   

祝・表彰

 ~祝・表彰
                                             2013.7.19 
           
   高等部2年生の生徒が, 第19回全国特別支援学校文化祭において
 りそな銀行賞(写真部門)を受賞しました。
   昨年度の校外学習で撮影した写真作品が選ばれました。
   彼独自の感性が表現された,とてもユニークな作品の一つです。
  
   とても立派な表彰状と,副賞にメダルと盾をいただきました。
 校長先生より表彰され,友達や先生からもたくさんの拍手をもらいました。
 これからも,機会を捉え,見てくれる人の心に訴える素敵な写真を撮って
   趣味の拡大に努めていってほしいと願っています。

      

  

      

 

うれしい記念日

初登校
                                                                       2013.7.19
          
    高等部3年生の院内学級の生徒が, 高等部に入学して初めて病棟より登校
 することができました。暑い中でしたが,念願の登校が叶い,お母さんと主治医
 の先生付き添いのもと,1学期の終業式に参加することができました。 
 
  たくさんの友達や先生に声をかけられ,短い時間でしたが,温かいふれあいが
 見られたひとときでした。表情も穏やかで,お母さんもびっくりする程バイタルも安
 定していました。 秋の修学旅行に向けて,勇気をもって第一歩を踏み出すことが
 できた記念日となりました。

  

   これからも体調を整えて,残り少ない高等部生活を楽しんでほしいと思います。
   今日は,高等部にとっても本当にいい一日になりました。
  
   本人はもちろん,やっぱり一番嬉しかったのは,お母さんかなあ ・・・

就業体験発表会

 ~就業体験発表会~
                                                              2013.7.18            
 
    高等部で,今年度初めての就業体験発表会を実施しました。
     卒業を間近に控えた高等部3年生2名が,障害者デイセンター凌雲での
  2日間の施設実習の様子を発表しました。実習での活動を振り返りながら,
  わかりやすくまとめて, パワーポイントで中学部 ・ 高等部の生徒達に伝え
  てくれました。
  実習中,施設で出会った方々との心地よい繋がりを感じた発表でした。



     鳴門教育大学から大谷博俊先生にお越しいただき, 授業後アドバイスを
   いただきました。また,中学部の生徒や先生の参加もあり,早期に進路を決                                                   めるためのよい機会となりました。
   高等部卒業後の進路や生活,そして,それに向けて今つけておかなけれ
 ばいけない力について,一人ひとりが考えるきっかけになった発表会でした。

スキルアップ研修会

~スキルアップ研修会~
 
                                                                        2013.7.9
 
                                                                                        日 時:7月9日(火)3校時 
                                                                                        場 所:高等部第3講義室    
                                                                                        対 象:高等部21HR生徒  
 
    ICTを活用した就労に関するスキルアップを目的として,JCI ・ テレワーカーズ・
 ネットワークの猪子和幸氏を外部講師としてお招きし,授業を行った。
   JCI ・ テレワーカーズ ・ ネットワークで取り組まれている事業の紹介をしていた
 だく中で,社会に出ることの厳しさや仕事に対する心構えなどを学ぶ機会となった。
 仕事の技術はもとより, 取り組む姿勢や意欲 ,何よりあきらめず前進しようとする
 前向きさなど,学校生活の中で身につけなければならないことがたくさんあり,早期
 から進路学習を意識し積み重ねることの大切さを感じた。


      「自分にしかできない仕事があるはず。」
    「それぞれが力を出し合いチームで取り組めば,できない仕事はない。」
    「依頼があれば,どんな困難な仕事も断らない。チャンスと思え。」
    「どんな仕事でも前向きに取組み実績を上げることで信頼を得ることが
   できる。そのためには,本物の力を身につけなければならない。」・・・
                                                                           
         
              「努力は実る」ことを教えていただいた力強い授業でした。                                                                                   本当にありがとうございました。

七夕集会

~ 七夕集会 ~

                                               2013.7.4

    チャレンジタイムの時間に,七夕集会を行いました。

  七夕の紙芝居では,予想しなかった七夕の由来もわかり,その後の
 おりひめ,ひこぼしが登場しての七夕劇場もとてもおもしろかったです。
  笹飾りは,思っていたよりも難しかったのですが,お手本を見ながら
  がんばって作り,願い事を書いた短冊と一緒に笹に飾り付けました。
  生徒達の想いが,たくさん詰まった七夕飾りができあがりました。


             
             「 いつか願い事が叶いますように …

プール実習

~プール実習(かもめスイミング)~
                                                                2013.6.26
                                                                                                   2013.7. 3          
 
    今年度も,かもめスイミングでのプール実習に出かけました。
    学校全体での参加で,年2回計画されています。
 
     片道10分程の道をスイミングの送迎バスに揺られ,わくわくどきどきの
 プールでの実習に参加しました。  午後からの短い時間でしたが, 得意の
 泳ぎを披露したり, 普段味わうことの少ない水の感触を,からだで感じて
 楽しむことができました。    最初は緊張で表情が硬かった生徒も,時間と共に笑顔に変わり,身体も
 リラッ クス して上手に力が抜けるようになりました。心地よい疲れを感じて
 帰ってきました。



      かもめスイミングのスタッフのみなさん, バスでの送迎から準備に至る

  まで, 本当にお世話になりました。 楽しい時間をありがとうございました。
    来年も,是非よろしくお願いします。
          
       とても思い出に残る夏になりました。

防災学習(暑さ対策)

                ~ 防災学習(暑さ対策)~

                                    
                                                           2013.6.27

  ※ 目的   ・ 震度6強を想定した夏場のおける地震災害について考える。           
                 ・ 病院への下校と保護者の引き渡しについての課題を明確にする。 
 
     徳島大学の西山賢一先生をお迎えし,高等部で第2回目の防災学習を行い
  ました。
                  ① 震災ビデオ視聴,防災クロスロード
                  ② 暑さ対策・虫除け対策についての研究発表 
                  ③ 非常食の試食,防災備品の活用
 
     今回は,暑さ対策や学校に備えられている発電機 ・ 防災グッズの紹介と活用
  法, 緊急時に備えて学校で預かっている非常食の試食と盛り沢山の内容でした。
     生徒達は,先生や友達の話に耳を傾けたり,自分たちで考えた暑さ対策 ・ 虫
  除け対策について発表したりと,短い時間でしたが,必要で役に立つ情報を得る
  ことができました。



      西山先生からは,常日頃から防災に備えて考えたり,準備しておくことの
  大切さを教えていただきました。 今後も防災を意識した取組を続けていくこ
  との必要性を実感しました。
     下校時は,災害時を想定して保護者の方々にも引き渡しカードを用いた
  シミュレーションにご協力いただきました。今回の防災学習で学んだことや
  課題をこれからの防災学習,防災対策に活かしていきたいと思います。

            西山先生,保護者の皆様  ありがとうございました。

運動会

~ 運動会~
                                                                         2013.6.16

      今年の高等部の運動会種目は,「リアル野球盤 いつ打つの,今でしょ!!」 と
  「フライングでゲット」の2種目でした。


      学部種目の「リアル野球盤」は, 相手チームが選択したボール ( 形や大きさが
  違う )を各自が,自分の力が発揮できるそれぞれの打法で攻撃する。コーンを選手
  に見立てて,ヒットが出ると進塁し,ホームランが出たときだけは自分でダイヤモンド
  を一周するという ゲーム内容で実施しました。

    ブルーキャッツチームピンクドラゴンチームに分かれて, 似合いのユニフォ
  ームに着替えて対戦しました。 本番は緊張したのか,ヒットがなかなか出ませんでし
  たが, 生徒達は大勢の応援の中で楽しく競技に参加できて満足そうでした。その後,
  生徒の要望で体育の授業の中で後半戦も実施しましたが,とても上手に打てるよう
  になりました。



    交流種目の「フライングでゲット」は,  本校の生徒が放ったフライングディスクを
  川島高校 の生徒が虫取り網でキャッチすると得点がゲットできるという,交流には
  ぴったりの競技となりました。 お互いに声をかけたり,気持ちを合わせながら盛り
  上がることができ, 交流が深 まったように思います。
     網でゲットできた後の「フライングゲット」のポーズは最高でした。ご協力ありがとう
  ございました。



      生徒達のやる気と笑顔が満ちあふれた,充実感のある運動会となりました。

 

    川島高校の皆さんをはじめ,当日運動会に参加していただいた皆さんの温かい
  声援のお陰で,思い出に残る素敵な一日となりました。

高等部オリエンテーリング(院内学級編)

 ~ 高等部オリエンテーリング (院内学級編)~

                                                                                           2013.5.14
 
    徳島病院の向日葵病棟で行いました。高等部3年生になり,隔週で
 火曜日に車いすへの乗車練習をしています。 車いすに乗ると表情が
  とても 良くなります。
   そこで, 「出会った人とあいさつをしてシールを貼ってもらおう!」 と
   出発しました。     



     先輩や看護師さんをはじめ,病棟のたくさんの方々にご協力いただき,

  楽しい時間を過ごすことができました。
                                     
                                    ありがとうございました。
                                     
                    ~ 次に車いすに乗れる日が楽しみです

春の校外学習

~ 校外学習(阿波おどり空港&鳴門うずしお観潮船)~

                                    2013.5.16

    朝は少し曇り空でしたが,みんなの願いが届き,とってもいい天気に恵まれ,
気持ちのいい一日となりました。

    まずは,徳島あわおどり空港へ!
    空港に着くと,早速お待ちかねの昼食タイムです。2人共, 大好きなオムラ
イスに大満足。おいしそうな笑顔であふれていました。展望ホールでは,飛行
機を見たり,LEDに縁取られた光のゲートや天井に飾られた万華鏡のような
ステンドグラスを見たり…   とってもステキでした。

 そして,待望のうずしお観潮船へ!!
 とっても穏やかな天候で,乗客はわたしたちだけ・・・。
  渦は見られなかったけど,鳴門大橋やすれ違う船を見たりしながら,ゆったり
とした船旅となりました。鳴門は遠くて, 帰りは少し疲れていたけれど,とても
心に残る,楽しい校外学習となりました。



防災学習(オリエンテーリング)

~ 防災学習(オリエンテーリング)~                                                  

                                    2013.5.9

   ※ 目 的    ・ 学校周辺の地形や地域の様子について知る。
                    ・ 災害時を想定しながら,避難について考える。
                    ・ 地域の方々と交流を深める。


    昨年度の防災学習のアンケートによるリクエストにより,今年度も学校
 周辺でオリエンテーリングを実施することになりました。天候にも恵まれ,
 生徒達はA班・B班に分かれて,配付された地図をもとに,4つのチェック
 ポイントを回り,危険箇所や地域の様子を観察しながら歩きました。

    今年度は,敷地地区自治会の阿部さんにも参加していただき,丁寧に
 地域を案内していただきました。お陰で,今まで知らなかった地域の情報
 を詳しく知ることができました。
   生徒達は,今年度新たに付け加えた 「地域の方々と交流を深める」 の
 目標も意識して, 阿部さんをはじめ,途中で出会う地域の人達とも挨拶を
 交わし,気持ちの通じ合う心地よい時間をもつことができました。



   オリエンテーリング終了後,気づいたこと,感じたことを中心に,班ごと
 に生徒一人ひとりがそれぞれの感想を発表しました。


  最後に,阿部さんから講評をいただきました。
    オリエンテーリングに参加しての感想も含め,地域の歴史や環境に至る  
 まで子ども達にわかりやすく説明していただき,色々と勉強になりました。  
   また,学校や生徒の様子についても理解していただく ,とてもいい機会
 ともなり,本当に有意義な時間をもつことができました。



 これからも,地域と連携した防災教育に取り組んでいきたいと思います。
  地域の皆様, 「今後とも,よろしくお願いします。」

お別れ会

~ 卒業生を送る会 ~

                                      2013.2.28

  卒業式を3月6日に控え,3年生を送る会が行われました。前半は,大型
風船バレーボール大会,後半はお別れセレモニーと2部に分けて,卒業生へ
の感謝の気持ちを込めて,一緒に最後の楽しく有意義な時間を過ごしました。

    前半の風船バレーは,恒例の学年対抗戦で行われました。コートの中の
友達のプレー に拍手や笑顔が溢れ,1年間のコミュニケーションの真価が
発揮されたゲームとなりま した。残念ながら,主役の3年生は善戦むなしく
最下位に甘んじましたが,きっと悔し さをバネに… 卒業後はより飛躍して
くれるものと思います。

   

   

  後半のセレモニーでは,「卒業写真」をBGMに,今までの思い出の数々

の写真が次から次へと映し出され,友達や先生と共に駆け抜けた色々な場
面に思いを馳せるこ とができました。その後,卒業生,在校生ともに心のこ
もったプレゼントを交換し,お互いの想いを受け取ることもできました。

   

   

    3年生のみなさん,本当にお世話になりました。いつまでもお元気で …
  先輩の背中を見てきた在校生の今後の活躍に期待していてください。

       心から…  「ご卒業おめでとうございます」

無料法律出前講義

「高校生のための無料法律出前講義」について

                                       2013/1/23
 
 平成25年1月15日(火)に徳島県司法書士会の森野泰輝氏を講師にお迎
えして,「 高校生のための無料法律出前講義 」を実施しました。
 参加した生徒は,身近でわかりやすい内容に熱心に耳を傾けていました。

                

 生徒たちの感想:
 ○とても勉強になりました。「断る勇気」と「分からないという勇気」,「打ち
  明ける勇気」, この三つのことを覚えておいて,大きな被害にあわない
  ようにしたいです。
 ○話を聞いてすごく勉強になりました。こまった時は,はやくそうだんするこ
  とがだいじだと思いました。
 ○家庭科の授業などで勉強した内容が入っていて,だいたい知っていたの
  ですが,中には 知らないことがあり,勉強になりました。